学生の企業選びにおいて「風通しの良い社風・組織風土」の判断基準は選考中の社員同士のコミュニケーション~『就職活動アンケート調査』:ジョブウェブ
人材採用コンサルティング会社、株式会社ジョブウェブは、2016年2月10日~2月14日に、2017年度卒業予定の学生を対象に就職活動に関する調査を行い「企業選びで“風通しの良い社風・組織風土”の重要性」について尋ね、138名の回答を得ました。
■企業選びにおける「風通しの良い社風・組織風土」の重要性は?
【質問】
企業を選ぶ際に「風通しの良い社風・組織風土」をどの程度重視されているで しょうか?最重要視している場合を10点とし、まったく重視していない場合を1点とした際に、何点となるか?最も当てはまる点数を選択ください。
【回答】
平均: 7.86 点
■「風通しの良い社風・組織風土」を重視する理由は?
【回答一部抜粋 ()内は選択した点数】
・企風通しの良い社風・組織風土の良さはまず、社員のモチベーションに関わると思います。それから仕事の効率を左右し、企業が成長していくと考えています。もちろんこれだけが全仕事の効率を左右するわけではありません。しかし、これらを意識することは企業の成長につながると思っています。(10点)
・大学時代のさまざまなアルバイト経験から、職場の雰囲気によって同じ仕事でも働くモチベーションが異なることを感じたため。(10点)
・風通しが良いというのは、組織が新しいものを受け入れる度量をもっているということだと思うので、自分のやりたいことにチャレンジさせてもらえる環境だと思うから。(8点)
・仕事をする上で社風は個人のパフォーマンスに影響すると思うから。社風が人間関係を作ると思うから。(7点)
■「風通しの良い社風・組織風土」だと判断するポイントは?
【回答一部抜粋】
・インターンシップ中の、採用担当者同士のコミュニケーションの仕方から。
・社員同士のコミュニケーションが和やかかどうか。
・説明会やインターンなどにおいて社員同士がコミュニケーションをとっている様子から判断します。
・実際に働いておられる方の話や、インターンシップを通して自分の目で見た社員さん同士の関わり方。
・評価制度や社員の話を聞いて。社風の説明で風通しの良さを聞いてもあまり信用しないが、社員が自分の会社の好きなところとして風通しの良さを挙げる場合は信憑性が高いと思う。
・インターンシップや合同説明会などの企業ブースでの社員の方々の様子を観察することや実際に話すことを判断の参考にしている。
・説明会での社員同士の会話やアイコンタクト、笑顔がどれくらいあるかを見たり、若い社員の仕事内容ややりがいを聞いたりして、ある程度判断しています。
・上司と部下の関係を観察し、気安さがあるかどうかで判断している。また、受付の女性が、納得して仕事をしている様子かどうか見るようにしている。
◆詳細WEBページ
アンケート調査詳細、及びその他の学生コメントはこちらのページに掲載しています。
◆就職活動アンケート調査とは
学生にとっての【企業選びのポイント】は、裏返すと、企業にとっての【訴求ポイント】です。学生に対して、自社への興味関心を高めるための訴求ポイントは何なのか?このことを考察していく上で、本アンケート調査結果を役立てることができます。
会社説明会のコンテンツ企画に困っている。就活サイト上での集客効果を高めたい。人材紹介会社からの推薦数を増やしたい。選考辞退率を改善させたい。内定段階の学生の志望度が高まるような情報の伝え方を考えたい。
こういった問題意識をお持ちであれば「学生に対して、自社への興味関心を高めるための訴求ポイントは何なのか?」と考察することこそが、真っ先に取り組むべき課題であるとジョブウェブは考えます。
◆ 本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ジョブウェブ http://company.jobweb.jp/ / 4月19日発表・同社プレスリリースより転載)