メディカルサービスがMEDINと提携
看護助手業務のスキルアップを支援
このたび、スタッフサービスグループの医療・介護・看護派遣事業会社メディカルサービス(大阪市北区、飯田雅隆・代表取締役社長)は、内閣府認証 特定非営利活動(NPO)法人 医療福祉情報実務能力協会(協会事務局:東京都千代田区、別府武彦・理事長、以下「MEDIN」 http://www.medin.gr.jp)と提携し、2006年7月より看護助手業務のスキルアップ支援を開始いたします。
医療機関向けの人材派遣サービスは、1999年12月の労働者派遣法改正(派遣業務の原則自由化)による一部解禁以降、着実に成長しております。特に「看護助手※」については、慢性的な看護師不足を背景に、看護師の負担を軽減するために看護助手を配置する医療機関が増加しております。また、病院等医療機関は経営の合理化を図るため、アウトソーシングを活用するとともに、医療サービスの質向上に注力しており、人材派遣会社には質の高い医療従事者の安定的な供給が求められております。
スタッフサービスグループは、総合人材サービスのさらなる拡大を目指し、1994年にメディカルサービスを設立。東京・大阪・京都地区にて、看護師・看護助手・医療事務などの人材派遣サービスを提供しております。MEDINは、NPOとして看護助手に対しての一定のレベルを考査する検定資格試験として、国内で初めて「ナーシングケアワーカー検定試験」を実施するなど、看護助手を資格化することで看護助手の地位向上と知識・技能のレベル向上を図っております。
このたびの提携により、メディカルサービスの登録者には、MEDIN附属校の「TERADA医療福祉カレッジ」が提供する講座「メディカルケアワーカー(看護助手)検定1級・2級コース」を割引価格で受講できるようになる他、上記講座の一般受講者をメディカルサービスが登録者として受け入れ(年間500名程度)、資格取得者に対し、看護師・看護助手経験者によるキャリアカウンセリングを行い、医療機関向けに派遣いたします。
メディカルサービスは、看護助手業務の知識・技能向上など登録者のスキルアップを支援するとともに、看護助手業務登録者の募集を強化することにより、1年後には、対前年比約50%増の600人の方々が看護助手業務で派遣就業することを見込んでおります。
※ 看護助手 … 看護師長、看護責任者や看護職員の指導の下に、原則として入院生活の療養上での世話(食事、清潔行為、入浴、排泄、移動など)や療養生活を営む病室内などの清潔環境整備、ベッドメイキング、看護器具・用品、消耗品の整理整頓を行う。
(メディカルサービス http://www.medicalservice.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・6月23日)