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『日本の人事部』vol.382

2012/11/06 10:00

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         ─会社を伸ばす人事・労務ナビ─   http://jinjibu.jp/
             『日本の人事部』     【vol.382】2012.11.06
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◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【1】新着記事 :人材採用“ウラオモテ”「『代理人交渉』を嫌がる企業」
【2】連載コラム:至言&喝言/「評価制度を考える(1)仕組みをどう作るか
【3】相談掲示板:定年退職後の再雇用者の勤務体系について
【4】編集後記 :社会人への重要なステップ~ビジネスマナーの重要性

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【1】新着記事:人材採用“ウラ”“オモテ”
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■「代理人交渉」を嫌がる企業
  候補者に直接条件提示したいその理由とは

人材紹介の場合、面接日の設定など、候補者との連絡はすべて人材紹介会社を
経由して行います。内定を通知するのも、給与や入社日を調整するのも、紹介
会社を通すのが一般的ですが、なかには候補者を呼んで直接行いたいという企
業もあります。

「公募を中心に行っているので、その方が慣れている」「候補者の本音を直接
聞きたい」など、企業側の理由はさまざま。しかし、複数企業の条件を比較、
検討して決めたいと考えている候補者は、紹介会社にいわば「代理人」として
の機能を期待して利用しているケースも少なくありません。

▼ 詳しい内容はこちら
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【2】≪ 連載コラム90 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR(人事)の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【 評価制度を考える~現場で使ってもらうために~ 】──────────

第1回:評価の仕組みをどう作るか
    ~オリジナリティーにこだわる~

今月は「人事評価」について取り上げます。人事評価は教育・育成と同じく、
人事パーソンにとって永遠の課題。「正解」は一つではなく、その時代におけ
る“流行”にも影響を受けやすいので、どのような仕組みが良いのか頭を悩ま
せている人事パーソンも多いことでしょう。

評価は各種人事制度やその上位にある人材戦略と密接にかかわっており、何よ
りも従業員へ支払う賃金(月例給や賞与)を決める重要な仕組みでもあります。
また、評価すること自体が従業員の育成や成長のサポートにもつながります。
したがって、どのような仕組みを導入するのかは、慎重に検討しなければなり
ません。さらには、導入した仕組みを正しく使ってもらうために、人事パーソ
ンは現場を支援していく必要があります。

このようにきわめて重いテーマである「人事評価」ですが、今週はどのような
制度を作ればよいのかについて考えたいと思います。

前述した通り、評価制度のあり方は時代と共に移り変わり、その時々に“流行”
の仕組みが登場してきました。例えば、「年功序列」から「能力主義」、そし
て「成果主義」というキーワードからも分かるように、その時代の経営環境に
応じてそれまでの制度を見直し、新しい仕組みを構築するという取り組みが、
90年代以降盛んに行なわれています。

当たり前のことですが、どのような評価制度を導入すれば良いのかは、企業に
よって異なります。法律遵守が大前提となりますが、自社の評価制度をどうす
るかは、それぞれの企業が独自に考えるべきことなのです。

それにもかかわらず、他の企業が導入している制度をそのまま自社に当てはめ
たり、書籍に書かれていることをそのまま取り入れなければならないと思い込
んでいたりする人事パーソンが少なくないように思います。

人事パーソンとしては、

(1)「正解」は無数にある
(2)他社でうまく機能している制度が自社にも合うとは限らない
(3)自社なりの独自の仕組みが最もフィットする

ということを認識し、これまでの思い込みやあるべき論は一度、脇に置いて考
えてみることをお勧めします。

評価制度とは、「こういう人材になって欲しい」という人材理念が仕組みとし
て具現化されたもの。それが借り物であったり、モノマネであったりしてはど
こかでつじつまが合わなくなります。それこそが現場で使われなくなってしま
う一番の原因なのです。

すべてを社内で作るのではなく、外部のコンサルティング会社などに依頼する
場合でも、「自社独自のもの」というコンセプトを貫いて、制度の設計・構築
や改定を行いましょう。そして、その評価制度をきちんと言語化し、明文化す
ることが人事パーソンの重要な役割なのです。


┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
│                                 │
│  オリジナリティーにどこまでこだわれるかが、           │
│  自社にフィットする評価制度を作るカギ              │
│                                 │
└─────────────────────────────────┘

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【3】困った時の「匿名相談掲示板」
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┌─┐
│Q│定年退職後の再雇用者の勤務体系について(神奈川県/運輸・倉庫)
└─┴───────────────────────────────┘

弊社の再雇用制度は、正社員と同様の時間を勤務するフルタイムと、半分程度
の時間を勤務するハーフタイムのいずれかを選択できる仕組みを導入していま
す。現在は全員ハーフタイムを選択していますが、今後年金支給年齢の上昇に
伴い、再雇用希望者の増加や収入確保の観点から、フルタイムを希望する者が
増加する懸念があります。

今般の高年齢者雇用法の改正により、再雇用を希望する場合は全員に職域を提
示しなければならないわけですが、少しでも多くの再雇用者を吸収するために
は、フルタイムではなくハーフタイムで勤務してほしいと会社としては考えて
います。フルタイムで再雇用する制度を廃止し、再雇用はすべてハーフタイム
のみとする変更は、問題ないでしょうか。

 今回の相談に対して、専門家から参考となる回答が寄せられています。
 詳細はこちら↓
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【4】編集後記:
   社会人になるための重要なステップ~ビジネスマナーの重要性
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こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。

新入社員が入社するまであと5ヵ月――。多くの企業で、内定者研修が行われ
ていることと思います。ある人事ご担当者は「社会人になるための重要なステ
ップとして、まずはビジネスマナーを徹底して教える」と仰っていました。内
定者たちは入社すれば、「会社の代表」としてお客様や取引先と接しなければ
なりません。入社までの期間にビジネスマナーの基礎を取得することは、社会
人生活をいい形でスタートさせるために必要なことといえます。

また、この企業では、入社後1年間は、3ヵ月ごとにビジネスマナー研修を行
い、新入社員のマナーのレベルをチェックしているそうです。配属先ではメン
ターの先輩社員が、新入社員のマナーで直すべき項目をリスト化し、それを見
せながら随時アドバイスしているともいいます。ビジネスマナーは、一朝一夕
に身につけることはできません。この企業のように、繰り返し新入社員に伝え
ていく研修を実施することは、大変重要といえるでしょう。

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