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【ヨミ】アイスブレイク アイスブレイク

「アイスブレイク」(ice break)とは、面識のない人同士が集まる場面などで初対面の緊張感を和らげ、お互いに打ち解けるきっかけをつくるための手法、あるいはそれを行う活動時間を指す言葉です。ice breakは、直訳すると「氷を溶かす」。メンバーの緊張や警戒心を堅い氷に例えて、それを解きほぐすという意味で使われます。アイスブレイクでは、全員で自己紹介をしたり、たわいもない雑談や簡単なゲームに興じたりすることが多く、それによって参加者がコミュニケーションをとりやすい雰囲気を醸成し、集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるように促す効果が期待できます。
(2015/4/8掲載)
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アイスブレイクのケーススタディ

硬い心を解かすために“場を温める技術”
雑談やゲームは相手への配慮も忘れずに

冷たい氷を溶かすにはどうすればいいでしょうか? そう、温めれば、氷は簡単に溶け出します。「アイスブレイク」とは、つまるところ、“場を温める”技術だといっていいでしょう。商談や交渉事といったビジネスシーンで使われるアイスブレイクの常套手段といえば、雑談があげられます。「雑談はビジネスの潤滑油」といわれるとおり、セールスなどで高いパフォーマンスを上げる人ほど、本題に入る前になにげない会話で場を温め、顧客との距離を縮めるのがうまいものです。まだ場が温まらないうちからいきなり説明や説得を畳みかけても、相手は興味をもってくれません。反発や不信感から、かえって心を固く閉ざしてしまうだけでしょう。

一般に最近の若い世代は、こうした場の“温度”に敏感です。おもしろくない話やウケない冗談を「さむい」といって揶揄するのも、その表れといえるでしょう。ある調査では、新入社員のじつに約7割が「雑談に自信がない」と答えていますが、それは彼らが、場の温度をあまりにも気にしすぎるからかもしれません。

商談と違って、比較的多くの人数が参加する会議やミーティング、ワークショップなどでは、雑談以外にさまざまなアイスブレイクの手法が用いられます。特に初対面でなくても、分野や部門を横断して異質なメンバーが集まる場合は、お互いに相手との壁を感じやすいので、必ずアイスブレイクを実施したほうがいいでしょう。どんな方法でその場を温め、コミュニケーションを活性化していくかは進行役やファシリテーターの腕しだい。ちなみに特定非営利活動法人「日本ファシリテーション協会」のホームページでは、ちょっとしたクイズやゲームなど、アイスブレイクのアイデアが豊富に集められているので、参考にしてみるといいでしょう。

人によっては、アイスブレイクを行うこと自体にどうしても抵抗を感じ、輪に入れないケースがあります。無理に強要したりすると、かえって全体の空気まで険悪になりかねません。進行役の配慮が必要です。また、アイスブレイクでは、事前に参加者から集めた情報をクイズやゲームの材料にすることも多いので、取りようによっては、それが特定の個人の誹謗中傷やプライバシーの侵害につながってしまう可能性もあります。節度をわきまえると共に、メンバーの特性や集まりの目的に合わせて、適切な方法を選ぶように注意してください。

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