企業風土とは―定義・調査方法・改革事例の解説 企業風土とは、組織における共通の思考や行動様式を生み出す、その企業独特の環境や性質のことです。「風土」という言葉には、その土地の気候や地形などの条件から影響を受けて様相が形成されていくという意味合いがあるように、長い年月を経て醸成されます。
富永京子さんに聞く:多様化の時代だからこそ大事にしたい職場における「わがまま」の効用 会社組織は、いろいろな人の集まりです。雇用形態の違いに加え、近年は女性の管理職登用やグローバル化、障がい者雇用にLGBTQなどへの配慮もあり、多様化が進んでいます。社員の特性やバックグラウンドが異なると、これまでは当たり前と認識されていた慣習や価値観...
カルビー武田雅子さんに聞く:失敗を成長のチャンスとする企業風土を醸成して「全員活躍」を実現するカルビーの人事改革とは 『日本の人事部』のインタビューやイベント「HRカンファレンス」にもたびたび登壇するなど、人事のオピニオンリーダーとして知られる、武田雅子さん。長年にわたって株式会社クレディセゾンで人材開発や組織風土改革に取り組んできましたが、2018年に初めての転職...
スターバックスの人材マネジメント ~企業文化をベースとした組織開発への挑戦~ いま多くの企業では、従業員のエンゲージメントをいかに高め、それを維持していくのかが課題となっている。スターバックス コーヒー ジャパンは独自の企業文化をつくり出し、それをベースにエンゲージメントを醸成、組織開発に活かしている。どうすれば従業員はエンゲ...
ラッシュジャパン安田雅彦人事部長に聞く 従業員の「オーナーシップ」が生む、ラッシュジャパンの価値 コスメやバス・ヘアケア用品で知られるラッシュには、基本的には会社の一方的な決定による異動はありません。店舗の運営にも、細かいルールはなし。店長やスタッフの自主性に任せます。では、どのようにして「自分らしく働ける」環境をつくっているのか。同社人事部長の...
[対談]異文化対応と自己表現を重視した「英語教育」が 真のグローバル人材を生み出す 多くの日本企業がビジネスをグローバルに展開していますが、海外での日本企業の人材に対する評価は決して高いものではありません。真のグローバル人材を生み出すために、日本企業はどうすればいいのでしょうか。また、それをサポートする研修企業には何が求められ、実際...
サイエンスカンパニー 3Mにおける、テクノロジー人材の「創造性」と、組織の「効率性」の両立(前編) 数々のイノベーティブな製品で知られる「3M」。次々にヒットを生み出す同社では、技術者が自分の興味のある分野の研究に時間を使う「15パーセント・カルチャー」や、全売上高のうち発売から1年以内の新製品が10パーセント、4年以内の製品が30パーセントを占め...
サイエンスカンパニー 3Mにおける、テクノロジー人材の「創造性」と、組織の「効率性」の両立(後編) 数々のイノベーティブな製品で知られる「3M」。次々にヒットを生み出す同社では、技術者が自分の興味のある分野の研究に時間を使う「15パーセント・カルチャー」や、全売上高のうち発売から1年以内の新製品が10パーセント、4年以内の製品が30パーセントを占め...
企業インタビュー|「One Teijin」の旗印の下、大胆な人事改革に着手 帝人が取り組む人財育成の要諦とは(後編) 風土改革を実現するために行った「One Teijin」の取り組みにより、帝人グループのコミュニケーションは活性化し、グループダイナミクスが向上しました。その背後には、経営トップの想いを実現する、人事部の献身的な対応が見え隠れします。
企業インタビュー|「One Teijin」の旗印の下、大胆な人事改革に着手 帝人が取り組む人財育成の要諦とは(前編) 高機能素材、ヘルスケア、ITなどの事業をグローバルに展開する、帝人グループ。全体としての一体感を高めるために導入された施策「One Teijin」について、人事・総務本部 人事部長の藤本治己さんに、詳しいお話を伺いました。
これからの日本企業に必要とされる人材育成とは~結果を出し続ける人材は、なにが違うのか?リクルートに聞いた、活躍人材が育つ条件~ 2014年2月に実施した「活躍人材に関するアンケート」。市場環境やビジネスモデル、所属する組織やチームメンバーが変わっても活躍し、結果を出し続ける人材は何が違うのか。その特徴・共通項を探るため、全国のビジネスパーソンを対象に「中途入社者で目覚ましい活...
株式会社スタートトゥデイ:スタッフの絆を組織の強みに――「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの“人自”戦略とは 日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイがいま注目を集めているのは、今年2月に東証一部上場を果たした成長ぶりだけが理由ではありません。ユニークな人事施策を次々と導入し、楽しく快適な職場づくりを実現しているからで...
竹内健さんインタビュー:“壁”を突破し続ける思考が世界を広げる 半導体産業というグローバル競争の最激戦区で、ときに企業社会の慣習や制度の壁とも闘いながら走り続けてきた世界的エンジニアである竹内先生。今回のインタビューでは、多くの日本人がとらわれがちな内向き志向を振り払うヒントなど、これからのビジネスパーソンに役立...
社員の「ボランティア活動」と企業の支援~ボランティア活動への参加を、「人材育成の場」「気づきの場」とする取り組み事例~(後編) 『前編』では、企業におけるボランティア活動の新たな動きを見てきた。『後編』では、社会貢献を第一の目的にしていると同時に、新たに、東日本大震災による被災地での社員のボランティア活動への参加を「人材育成の場」(事例1)、あるいは「気づきの場」(事例2)と...
社員の「ボランティア活動」と企業の支援~「東日本大震災」以降、「ボランティア経験」を職場で活かす新しい動きも~(前編) 企業の社会的責任(CSR)が注目されているが、2011年の「東日本大震災」以降は、社員の「ボランティア活動」を推進する企業が増えているという。それでは、実際に社員はどのようにボランティアに取り組み、企業はそれをどうサポートしているのか――。『前編』で...
チェンジマネジメント 「チェンジマネジメント」とは、業務や組織にかかわるさまざまな変革を推進・加速し、成功に導くためのマネジメント手法のことです。組織には急激な変化を好まず、慣れ親しんだ環境ややり方に固執する社員も少なくないため、変革を進めようとすると必ず抵抗や軋轢が生じ...
マインドセット 「マインドセット」とは、経験や教育、その時代の空気、生まれ持った性質などから形成されるものの見方や考え方を指す言葉です。信念や心構え、価値観、判断基準、あるいは暗黙の了解や無意識の思い込み、陥りやすい思考回路といったものもこれに含まれます。
人事マネジメント:ベンチャー企業に学ぶ人材戦略(前編) バブル崩壊後、日本を牽引してきた大企業が成長戦略を描き切れなくなっている。一方、成長著しいベンチャー企業は元気だ。何より、働く人のモチベーションと行動力が段違いだ。いったい、この違いを生むものは何なのか?
ウォームビズ WARM BIZ。秋や冬は厚着をして、室内暖房温度を低めの20度に設定しようという環境省の地球温暖化防止キャンペーンの愛称です。ノーネクタイ、ノー上着の軽装を勧めた夏の「クールビズ」の秋冬版と言えます。
クール・ビズ COOL BIZ。政府が普及を呼びかけている、ノーネクタイ、ノー上着を中心とした夏のビジネス用軽装の愛称のこと。地球温暖化防止のために、夏のオフィスの冷房設定温度を抑えて節電し、二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすのが狙いです。