コア人材の採用・定着に向けた職種別賃金制度の設計方法

人件費を効率的・効果的に配分するための、賃金制度改革の進め方

採用や定着に向けた賃上げは、今年も大きなテーマとなりました。しかしながら企業の人手不足感は解消せず、採用と定着に向けた賃上げの圧力は今後も続くと思われます。特にITや設計などは需要の高まりから給与水準が高騰している一方で、これらの職種の採用と定着における失敗は、中小企業の事業継続に際して致命的となりえます。とはいえ、全社的な賃上げを継続する余力のある中小企業は限られることから、社内の賃金制度を職種別に設計することが肝要となります。

本セミナーでは、採用や定着の強化と人件費高騰の抑制の両立に向けた、職種ごとの賃金制度を設計する方法について、実際の事例を交えながら解説します。

※本セミナーは、2023年6月に開催した同タイトルオンラインセミナーの録画データの配信となります。

【ご注意】
・本セミナーの配布資料および配信映像・投影スライドの録画、録音、撮影、キャプチャーなどの行為、複写複製ならびに二次利用は固くお断りしています。
・同業者の方は、お断りさせて頂くことがありますので、予めご了承ください。

１．職種別賃金が必要となる背景
　(1) 賃金の上昇圧力：採用競争激化と最低賃金引上げ
　(2) 労働市場における職種間格差
　(3) いま必要な原資配分のあり方

２．職種別賃金制度設計の基本的な流れ
　Step1：外部競争力の確保に向けた賃金水準の設定
　Step2：社員の納得度とそれによる定着に向けた処遇ポリシーの設定
　Step3：賃金水準と処遇ポリシーを踏まえた制度の設計

３．実現可能性を踏まえた設計のパターン
　(1) 職種のブロードバンド化
　(2) 変動部分での差別化
　(3) 制度の煩雑さを最低限にした例

４．その他、検討・導入時の留意点