人事考課・相対調整グループの設定について
当社では、任命職である職制を除いた一般社員を、人事考課による昇降格を行っており、半期半期で相対評価を行い、2:3:3:2の上位順で評語を決定し、A+Aで一等級昇格、D+Dで一等級降格となる人事制度を運用しています。
賃金テーブルは5段階に設定しており(5-9等級)、営業店舗の社員、訪問営業スタッフ、整備士はそれぞれ相対調整グループを形成し相対評価が行われます。
一方、営業事務、管理事務、企画事務など、営業以外の職種は事務職として
一括りの相対調整を行っています。
そこでご相談ですが、よく仕事が全く違うのに同じ相対調整グループにいるのは納得いかないとの声を聴くのですが、部門は違えど、業績要素と、事務職共通の行動要素を元に考課表を作成しているので、(部門間で業績要素は変わるものの)、事務職と同一職種と見るのは問題ないと思うのですが、いかがなものでしょうか。
投稿日:2023/03/01 16:46 ID:QA-0124371
- KUさん
- 京都府/輸送機器・自動車(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
管理部門の一元化には相応の合理性がある
▼営業店舗、訪問営業、整備士の三職種は夫々の評価要素、その他の管理部門は共通要素とする方式には一定の合理性があると思います。
投稿日:2023/03/01 17:29 ID:QA-0124379
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2023/03/02 12:25 ID:QA-0124424参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
事務職の人数、仕事が全く違うということですがその程度にもよりますが、
事務職として、評価するということで、問題はないと思います。
ただし、公平感をさらに保つには、
営業事務、管理事務、企画事務間で、定期的にローテーションをかけた方がよろしいでしょう。
投稿日:2023/03/01 18:06 ID:QA-0124385
相談者より
ありがとうございます。
定期的ローテーションという具体的なアドバイス大変参考になりました。
投稿日:2023/03/02 12:27 ID:QA-0124425大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、こうした人事評価制度に関しましては、各会社が任意で設計され運用されるものになります。
つまり、特段不合理な内容でない限り、評価方法等については会社側の人事裁量権で自由に決められるものです。
文面内容に関しましても、事務職で一括りにされても特に問題はないものといえるでしょうが、現に不満の声が多いようでしたら、従業員の士気にも影響しかねませんので変更の余地がないか検討されてみてもよいのではと感じられます。
投稿日:2023/03/01 20:56 ID:QA-0124406
相談者より
ありがとうございます。
社員の納得性が一番気がかりでございました。
考課表の点検含めまして検討いたします。
投稿日:2023/03/02 12:29 ID:QA-0124426大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
「仕事が全く違う」かどうかによります。
バックオフィス業務を統一的に事務職でひとくくりにするのは合理性がありますが、そうではない根拠や実態があるのであれば、当然区別しなければなりません。社員の個人的意見ではなく、会社として判断して下さい。
投稿日:2023/03/02 23:23 ID:QA-0124467
相談者より
ありがとうございました。会社側は合理性を見ていますが「全く違う」は社員側の受け止め方。ただ、ご指摘のように、ではなぜ「全く違う」と見ているのかの具体的な部分を明快にして見ることは大切と感じました。
投稿日:2023/03/03 10:06 ID:QA-0124480大変参考になった
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