「2024年 グローバル・タレント・バロメーター」を発表
マンパワーグループ、16ヵ国の約1万2,000人の労働者を対象に意識調査を実施
総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社 (本社・東京都港区、代表取締役社長:池田 匡弥、以下マンパワーグループ)は、16カ国で1万2,000人以上、日本では540人を対象に、労働者が求めているものや意識をより深く理解することを目的とした調査を実施し、結果をまとめた「グローバル・タレント・バロメーター」を本日発表します。
<グローバル・タレント・バロメーターについて>
グローバル・タレント・バロメーターは、世界の労働者の「ウェルビーイング」「仕事の満足度」「自信」を測定する指標※です。
※指標:以下3テーマについての調査4項目の回答割合を平均した値を指数として表示
テーマ①:ウェルビーイング
測定項目:仕事に対する意義と目的、日常的な軽度のストレス、価値観の一致、ワークライフバランス
テーマ②:仕事の満足度
測定項目:現在の仕事に対する満足度、雇用の安定性、転職活動に対する自信、管理職に対する信頼
テーマ③:自信
測定項目:キャリア開発、キャリア成長の機会、経験とスキル、テクノロジーとツール
<テーマ①ウェルビーイング指数:グローバル64% 日本42%>
グローバルのウェルビーイング指数は64%に対し、日本は42%となりました。「会社の価値観に共感している労働者の割合」は、グローバル平均71%に対し、日本は41%と大きな開きがあります。
<テーマ②仕事の満足度指数:グローバル63% 日本49%>
グローバルの仕事の満足度指数は63%に対し、日本は49%となりました。今回の調査で日本が唯一グローバル平均を上回ったのは「現在の仕事に対する満足度」で、今後6か月の間に自分から退職をする可能性が低いと回答した割合は63%でした。
<テーマ③自信度指数:グローバル74% 日本46>
グローバルの自信度指数は74%に対し、日本は46%となりました。自分の能力を最大限に発揮して職務を遂行するために必要なテクノロジーやツールが揃っていると回答した割合は44%でした。これはグローバル平均-34ポイントの結果です。
<調査結果より>
マンパワーグループ北米地域プレジデント兼チーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)のBecky Frankiewicz (ベッキー・フランキウィッチ)は、以下のコメントを発表しています。
人々が仕事に何を求めているのかを理解することは、成功に必要な人材を惹きつけ定着させる上で重要です。だからこそ、この新しい「グローバル・タレント・バロメーター」によって、現在および将来の仕事のあり方について労働者がどのように感じているのかを知ってもらえることを嬉しく思います。また、この指標は、雇用主の皆さまが従業員のニーズを理解し、競争の激しいグローバルな人材市場で優位に立つための、ベストプラクティスを明らかにすることにも役立ちます。
人々は仕事にもっと多くのものを期待しています。バランス、能力開発、選択肢、柔軟さ、人間らしさなどです。今こそ、従業員の声に耳を傾け、行動を起こす時です。そして、ここでご紹介するデータはまさにその一助となるでしょう。
【調査概要】
調査時期:2024年4月15日~5月10日
調査機関:自社調査
調査対象:世界16カ国の労働者
有効回答数:12,062人 (日本は540人)
調査方法:Webアンケートによる調査
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(マンパワーグループ株式会社 /11月12日発表・同社プレスリリースより転載)