「企業におけるキャリア支援施策に関する調査」結果を発表 ライフワークス
「働きがいを、すべての人に。」をビジョンに、大企業で働く社員のキャリア開発支援などを手掛ける株式会社ライフワークス(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:梅本郁子)は、従業員500名以上の企業を中心とした人事、人材育成に関わる部門の方など75名に、従業員個人のキャリア自律に関するアンケートを実施しました。
※詳細は11月12日公表の当社Webサイトの調査レポートからご参照いただけます。
▽詳細報告書
https://www.lifeworks.co.jp/cdlabo/download/entry001874.html
【調査の背景】
ビジネス環境や働き方の大きな変化を背景に、企業における従業員個人のキャリア自律の重要性が以前に増して上がっています。この度、人事部門、経営層、マネージャー層それぞれが「従業員個人がキャリア自律する重要性」をどのくらい感じているか、従業員個人のキャリア自律支援に向けての課題や施策の方向性について、調査を実施しました。
【調査結果概要】
Q1:御社の人事部門、経営層またはマネージャー層それぞれは、従業員のキャリア自律について、重要性をどのくらい感じていると思いますか。
→「経営層」や「人事部門」はキャリア自律の重要性を感じている。それに対し、「現場マネージャー層」はその重要性をあまり感じていない。
Q2:御社における、従業員個人に対するキャリア自律支援施策の実施状況について教えてください。
→Q1の結果によると、回答者は「現場マネージャー層」がキャリア自律の重要性を感じていないと捉えている。にもかかわらず、既に実施中、実施を検討している施策として挙げられたのは「上司による支援(キャリア面談や1on1)」だった。
【この調査で見えてきたこと】
1.人事部門、経営層、マネージャー層それぞれで、従業員の「キャリア自律」の重要性に関する意識のギャップがある。
このようなギャップを埋めていくためには、「企業としてのキャリア自律に関する理念や方針の明確化やメッセージの発信」、「あらゆる従業員へのキャリア意識醸成の施策の構築と実施」といったことが今後の課題として見られた。
2.上司の支援力の改善は部下のキャリア自律のためのカギになる。
実施を検討している施策として挙げられたのは「上司による支援(キャリア面談や1on1)」だった。上司による部下のキャリア自律支援を効果的に行うためには、「上司がキャリア自律支援の重要さを理解すること」、「適切な面談スキルなどを習得すること」といったことが今後の課題として見られた。
【調査概要】
調査期間:2020年10月20日〜23日
対象:企業の人事、人材育成に関わる部門の方など
方法:インターネットによるアンケート調査
回答数:75名(従業員数1万人以上:22名、9,999〜5000人:12名、4,999〜1,000人:20名、999〜500人:12名、499人〜:9名)
【ライフワークス 事業概要】
「働きがいを、すべての人に。」をビジョンに、業界のパイオニアとして19年前から企業向けに40~50代社員へのキャリア研修を実施。
現在は、30代など若手層へのキャリア研修に加え、ダイバーシティ推進や仕事と育児・介護の両立支援をテーマとした研修サービスも展開。さらに2019年より、時代の変化に合わせ、セルフ・キャリアドック導入支援など、従業員のキャリア形成促進のための仕組みづくりを支援するコンサルティングサービスの提供を開始。年間約200社の大手企業を支援する。
【代表プロフィール】
代表取締役 梅本 郁子
1986年東北大学教育学部心理学科卒業。同年リクルート入社、教育研修事業部に所属後、リクルート人材センター(現:リクルートキャリア)出向中にライフプラン研修「ステップアップ研修」と出会う。50代社員が意欲的な姿に変わっていくプロセスに感銘を受け、2000年に有志とともに株式会社ライフワークスを設立。
【ライフワークス 会社概要】
会社名:株式会社ライフワークス
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル10F
設立:2000年9月
代表者:代表取締役社⻑ 梅本 郁子
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ライフワークス
広報担当:黄瀬 真理(きのせ まり)
Mobile:080-4126-5552
Mail:kinose@lifeworks.co.jp