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『日本の人事部』vol.602

2017/05/02 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.602】 2017/5/2
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【INDEX】

1. 健康を「経営課題」と位置付け、社員の健康増進図る企業例
2. 困った時の「匿名相談掲示板」:社員・派遣社員の自転車通勤
3. 人事必見コラム:採用難の中、なぜインターンシップなのか?
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪人事マネジメント「解体新書」≫
「健康経営」の時代【後編】
~健康を「経営課題」と位置付け、社員の健康増進図る企業例

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」。で
は、どんな取り組みを行えば良いのでしょうか。健康を重要な「経営課題」と
位置付け、社員の健康増進を図っている2社の具体的な事例を紹介します。

https://jinjibu.jp/article/detl/manage/1705/


≪あの仕事の「ヒト」と「カネ」≫
多くの要人と交流する華やかなイメージで語られる、外交のプロフェッショナ
ル「大使」。しかし、任地での行動が自国の行く末を左右する、その重責はは
かり知れません。華やかさの陰に危険や困難も伴う、大使の仕事とは──。

https://jinjibu.jp/article/detl/hitokane/1708/


≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!

■立ち会議
オフィスの一角で起立したまま、必要な要件についてのみ情報の伝達・共有、
相談、意思決定などを図る「立ち会議」。立つことで集中力が高まり、より短
時間でよりよい結論を得ようと意見交換も活性化するといいます。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/856/

■OKY
日本から無理な指示や要求ばかり送ってくる上司の無理解や、現地側と本社側
との意識のギャップを象徴する、海外駐在員たちの心の叫び「OKY」。そう、
「O(おまえが)K(ここへ来て)Y(やってみろ)」なのです。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/857/

■バイト敬語
アルバイト店員が多数を占める飲食店やサービス業において、しばしば接客時
に用いられる特徴的な言葉遣い「バイト敬語」。ファミレスやコンビニの急成
長にともなって広まったこの言葉遣い。「気になる」人が年々増加しています。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/858/

▽この他にも、人事関連の用語774語を掲載中!

http://jinjibu.jp/keyword/

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【2】困った時の「匿名相談掲示板」
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≪人事のQ:安全衛生・リスクマネジメント≫社員・派遣社員の自転車通勤


いつもありがとうございます。自転車通勤について以下ご教示いただけたらと
思います。

当社の就業規則には自転車通勤を認めるとも禁止するとも書かれていませんが、
人事部の認識としては禁止であり、「してよいか」と問い合わせてきた社員に
対して不可と回答したこともあります。

このたび事務所が移転することになり全社員が通勤経路を見直すことになるの
で、これを機に禁止を明示するべきかどうか検討する中で、出てきた疑問です。

(1)賃金規程に「…公共交通機関を利用して通勤する者に対し、…自宅の最寄
り駅または停留所から会社の最寄り駅までの…定期券代を支給する」とありま
す。就業規則に禁止の規定がないことと、賃金規程のこの書きぶりの組み合わ
せにより、「自転車通勤は禁じられていない。単に手当が出ないだけ。」と解
釈される可能性はあるでしょうか。

(2)会社が自転車通勤を許容または黙認していて通勤中に社員が事故の被害者
になったときと、禁止しているのに会社の知らないところで自転車通勤をして
被害者になったときとで、会社の責任は異なるでしょうか。
社員が加害者になったときはどうでしょうか。

(3)シンプルに「自転車による通勤は禁止」と定めると、字義通りに解釈して
「自宅から最寄り駅まで自転車で行くのもダメなのか」と言ってくる者も出て
きそうです。そこまで禁じるつもりはないので、聞かれれば「それは不問とす
る」と回答することになると思いますがそういう運用に問題点はあるでしょう
か。

(4)派遣社員の中に、実は自転車で通勤している、という人がいることがわか
りました。住所も通勤経路も正式に知り得ない派遣先としては、派遣社員の通
勤方法を制限する立場にはなく、従ってこちらが寄り道を頼んだというような
特殊な事情でもない限り通勤途上の事故に関しての責任が問われることもない、
という理解でよいでしょうか。


▼ 専門家の回答は……?
https://jinjibu.jp/qa/detl/70161/1/

◎「匿名相談掲示板」への相談はこちら(無料)
  ※会員の方は、ログインしてください。まだの方は会員登録が必要です。
https://jinjibu.jp/qa/index.php?act=form

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【3】≪ 連載コラム309 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【質の高い「インターンシップ」を実現するために】───────────
 第1回  採用難の中、なぜインターンシップなのか? 
             ~採用マーケティングの場としての大きな価値


政府や経団連からの要望もあり、「インターンシップ(就業体験)」に注力す
る企業が増えています。しかし参加者数が伸び悩むなど、期待通りの成果を上
げられていないケースが少なくありません。インターンシップを実施する際は、
採用母集団形成、自社PR、学生の職業意識向上、人材育成など、重視する「目
的」を明確にし、それに合わせてコンテンツや実施方法を工夫する必要があり
ます。また、参加する学生のニーズを見極め、いかに魅力的なものにしていけ
るかが成否を大きく左右します。まずは、昨今のインターンシップを取り巻く
動向を整理してみます。


●約3社に2社が「インターンシップ」を実施

インターンシップとは、学生が企業の現場で職業体験を行うことで、欧米から
始まりました。「新卒一括採用制度」のない欧米では、学生時代にインターン
シップに参加し、自らを企業に売り込むのが一般的です。特にアメリカでは新
卒で就職する際の必須事項であり、実質的に採用選考の一部になっています。
短時間の面接による採用選考と比べて、丸一日あるいはそれ以上の期間、社内
で仕事をしている様子を見ることができるインターンシップは、学生の資質や
適性を見極めるのに適した手法と言えます。このようなインターンシップの効
果・効用が広く知られるようになり、採用難が続く日本でも導入する企業が増
えています。

リクルートキャリア(就職みらい研究所)が2017年2月に発表した「就職白書
2017」を見ると、新卒採用を実施している企業のうち、2016年度にインターン
シップを実施した(予定を含む)企業は 64.9%。また、2017年度に実施を予
定している企業は 68.5%で、2016年度よりもさらに3.6ポイント増加する見通
しです。現在の新卒採用は“超売り手市場”。「これまでの方法だけでは、良
い成果を出せない」と危機感を持つ企業は多く、打開策の一つとしてインター
ンシップを実施するケースが増えているのです。


●インターンシップを導入するメリット

企業がインターンシップを導入するメリットは、以下の通りです。

(1)自社・業界に対する理解の促進
選考スケジュールの短期化により、学生がその企業についてあまり理解してい
ないにもかかわらず、入社の意思を問うケースが増えています。そのため、多
くの辞退者が生まれています。学生がインターンシップを経験すれば、企業や
業界に対する理解を深めることができ、このようなミスマッチを解決すること
が期待できます。

(2)早期母集団の結成
採用難でも多くの企業では採用基準を下げることなく、本当に自社に合った学
生を求めています。インターンシップによるアプローチを早期から行えば、そ
のような学生の母集団をを早い段階で形成することができます。

(3)大学との関係性強化
インターンシップの募集・受け入れを通じて、これまで接点のなかった大学や
大学院、教員と関係を構築することができます。また、その後も続く安定的な
交流が期待できます。

(4)採用活動をより良くするための貴重な情報源
インターンシップ参加者の能力や行動を見て、自社の選考基準や採用戦略を見
直したり、学生の志望度が上がった要素をヒアリングすることで、学生へのア
ピールポイントを工夫したりするなど、採用活動を改善するための情報源とし
て活用できます。

このように、現行の採用計画が机上の空論や自社都合に偏重したものになって
いないかどうかを検証する上でも、インターンシップには十分な価値があると
言えるでしょう。

<今週の一言>
「さまざまな効果・効用が期待できるインターンシップには、
             他にはない大きな価値があることを知るべし!」

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