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【ヨミ】ハイリスクアプローチ ポピュレーションアプローチ ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチ

「ハイリスクアプローチ」と「ポピュレーションアプローチ」は、健康管理の領域で用いられる手法です。ハイリスクアプローチは、健康リスクを抱えた人をスクリーニングし、該当者に行動変容をうながすこと。ポピュレーションアプローチは、リスクの有無にかかわらず、集団に対して同一の環境整備などを指導することをいいます。例えば、健康診断で血圧や血糖値の高かった人を対象に健康指導を行うことがハイリスクアプローチ。健康増進を目的に、会社全体でスポーツ大会を行うことはポピュレーションアプローチに該当します。(2019/10/25掲載)
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ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチのケーススタディ

顕在化したリスクと潜在的なリスク
どちらに向き合うかでアプローチが変わる

「健康経営」が近年ますます注目を集めています。従業員へ健康に関する情報を提供し、健康投資をうながすことが、生産性向上や組織の活性化につながると考えられているからです。そして、企業が実際にどのような方法で従業員の健康管理を進めるべきかを検討するときに現れるのが、「ハイリスクアプローチ」と「ポピュレーションアプローチ」という選択肢です。

従業員の顕在化した健康リスクに向き合うのか、それとも潜在的な健康リスクに向き合うのかによって、企業が取るべき選択肢は変わってきます。リスクを抱えた人に集中的に指導を行うハイリスクアプローチは費用対効果が高い一方、1回のスクリーニングや指導では成果が現れにくい面もあります。また、どのようなリスクがあるかというアセスメントの正確性も重要になります。

ポピュレーションアプローチは、全体的なリスク軽減を進めていく予防的な機能を果たします。健康増進イベントの企画や、働き方を改善するためのシステムを刷新などといったアプローチが多いため、ハイリスクアプローチと比べてコストがかかります。しかし、従業員の活力を生みやすく、やり方次第では組織の一体感を高めることができるため、効果が高いと考える企業も少なくありません。

ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチを並行して取り入れることで、効果の増大も期待できます。最近では従業員の健康データを見える化し、健康指導からウォーキングイベントまで幅広く支援するサービスも登場しています。また、健康データを取得できるウェアラブルデバイスを従業員に配布する企業も増えてきました。企業が健康経営を推進していく際には、従業員が自律的に健康を維持・増進できるように環境を整えていくことが大切です。

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