人事が知っておきたい治療と仕事の両立支援 厚生労働省が令和6年3月に改訂した「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」を踏まえて、事業者として取り組むべき仕事と治療の両立支援のあり方、特に環境整備について解説します。
マッチングアルゴリズムがキャリア自律を支援する シスメックスの「従業員と部門を対等につなげる」配属プロセス改革 昨今、学生や若手従業員の間で「配属ガチャ」という言葉がささやかれるようになりました。シスメックスは東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)と共同でマッチングアルゴリズムを構築し、配属プロセスを刷新。従業員がキャリアを自律的に選べる組織を実現しつ...
「ジョブ型」に踊らされるな!(その3) かつての「成果主義」狂騒曲に思うこと――有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll” 【第36回】 さまざまな課題を抱える、人事部長。常に明るく元気に突き進んでいくにはどうすればいいのか? さまざまな企業で人事の要職を務めてきた有賀誠氏が、課題解決のためのヒントを投げかけます。今回のテーマは「ジョブ型に踊らされるな!(その3)かつての「成果主義」狂...
マネーフォワードとサイボウズの人事が考える これからの「人事労務」の在り方 個人の働き方が多様化する現代社会。企業が人事制度を策定する際は、チームの理想と個人の理想を両立させる必要があります。人事労務担当者は、会社の仕組みづくりにどう向き合っていくべきでしょうか。組織規模が急拡大中のマネーフォワードで人事労務部長を務める兼松...
「ジョブ型」に踊らされるな!(その2)――有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll” 【第35回】 さまざまな課題を抱える、人事部長。常に明るく元気に突き進んでいくにはどうすればいいのか? さまざまな企業で人事の要職を務めてきた有賀誠氏が、課題解決のためのヒントを投げかけます。今回のテーマは「ジョブ型に踊らされるな!(その2)」
ビジネストランスフォーメーションにおける人事の役割とは ビジネストランスフォーメーションとは何か、という答えに対する問いは主体者に応じて種々異なるだろう。そこで、M&Aの文脈で言うところのトランスフォーメーション、「事業再編」に関する興味深い統計データをご紹介したい。
目標設定理論とは――意味と例をわかりやすく解説 「目標設定理論」とは、目標が人のモチベーションに及ぼす効果について着目した理論のこと。1968年に米国の心理学者エドウィン・ロック氏が提唱しました。本人が納得している目標に関して言えば、曖昧な目標より具体的で測定可能な目標のほうが、また、簡単に達成で...
成果主義としてのジョブ型雇用転換への課題-年功賃金・終身雇用の合理性と限界 終身雇用とは、定年までの継続雇用を前提とした雇用慣行であり、年功賃金と伴に戦後以降の経済発展を支えた日本的雇用慣行の柱である。これらの関係を説明するためによく用いられるのが、定年制について述べているラジアー(1979)である。
酒場学習論【第24回】 新発田「シンガポール食堂」と他社事例の活用 この食堂に惹き寄せられて、この街を訪れました。夕方から羽越本線が運休するほどの大雨、強風の日のことです。お目当ては、謎の麺料理「オッチャホイ」。八重洲にある「七彩」というラーメン店で期間限定メニューとして提供され、それを食した際にこの謎の麺料理をネッ...
「ジョブ型雇用」の必要性について意見が二分。「仕事に人を付ける」「成果で評価する」と定義 「ジョブ型雇用」を個人として、自社としてどのように捉えているかを聞きました。定義としては「仕事に人を付ける」「成果で評価する」と捉えている人が多いようです。自社としての必要性については意見が二分しました。
全社員のキャリア自律を後押しする「KDDI版ジョブ型人事制度」とは このところ日本企業では、旧来の慣行であったメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用への転換を模索する動きが見られます。しかし、長年日本企業に根づいてきたメンバーシップ型雇用の常識から脱するのは簡単ではありません。こうした中、KDDI株式会社は2020年8...
欧米でも日本化が進むのか?-日米欧の経済成長を雇用・所得の面から捉える 日本は1990年代に不動産バブルが崩壊して以降、低成長・低インフレが長期化した。コロナショックでは、世界経済でも低成長や低インフレが長期化すること、つまり日本化が進むリスクに言及されることがある。そこで本稿では、雇用・所得といった労働環境に焦点をあて...
ITエンジニアの人的資源管理に関する定量調査 ITエンジニアのキャリア不安をランキング化すると、1位は自分の技術やスキルの陳腐化で46.5%、3位は新しい技術やスキルの習得で43.6%となった。ITエンジニアはそれ以外の職種と比べて、技術やスキルに関する不安感が高いことが定量的に明らかとなった。...
人事制度設計コンサルティングの傾向と選び方~ビジョンや経営戦略とリンクした「人事制度」をいかに構築するのか?~ 働き方や価値観の多様化、法令改正への対応などにより、多くの企業において人事制度の見直しが必要となっています。人事制度は経営理念や経営戦略を体現するための仕組みとして重要なものですが、一方で制度設計の難易度は高まっているのが現状です。そこで『日本の人事...
酒場学習論【第16回】秋田「永楽食堂」と幅のある人事制度設計 今回は、食堂呑みの話をしたいと思います。酒場と食堂の定義の違いについては、喧々囂々の議論が成り立ちそうですが、あまり難しいことを気にする必要はありません。酒場呑み同様に、食堂呑みにも実に楽しいものがあります。特に地方を旅するときには、素敵な食堂によく...
社内ベンチャーとは――成功例、制度を設けることによるメリット・デメリットは 「社内ベンチャー」とは、新規事業などの創出を目的に独立した企業のような組織を企業内に作り、本社が支援しながら育てていく制度のことをいいます。一般的なベンチャー企業やスタートアップとは違い、社内ベンチャーは本社の資産を利用できることや、安定的に給与をも...
特定の職種(スキル保有)の従業員に「何らかの処遇を行っている」企業が約6割|人事白書調査レポート 人事担当者に「特定の職種(スキル保有)の従業員に対して、特別な処遇を行うための制度はあるか」を聞いたところ、「何らかの処遇を行っている」企業が約6割あることがわかった。
配属先を意識して選考を行っている企業ほど、社員の活躍割合が高い|人事白書調査レポート 人事担当者に「新卒の選考に際して、入社後の配属を意識しているか」「入社後の活躍割合」を聞いた。それらの相関関係を探ると、配属先を意識して選考を行っている企業ほど、社員の活躍割合が高いことがわかった。
民間企業440社にみる人事労務諸制度の実施状況(労務行政研究所) 人事労務関連のさまざまな制度の実施状況を明らかにするために実施した「人事労務諸制度実施状況調査(2018年1~4月実施)」から、「仕事と家庭の両立支援」に関する調査結果を抜粋してご紹介します。
民間企業440社にみる人事労務諸制度の実施状況(労務行政研究所) 企業で広く取り入れられている18分野・191制度の実施率と10制度の改廃状況について調査した「人事労務諸制度実施状況調査(2018年1~4月実施)」結果を抜粋してご紹介します。