「部下」という言葉をなくしたい!―鍵を握る、新任管理職のキャリア開発― 「組織内キャリアから自律的キャリアへの転換」が進んでいます。この歴史的転換の進展の最中で、私が強い違和感を持っているのが「部下」という言葉です。「うちの部下の主体的なキャリア形成を進めます」という言い方は、どうにも矛盾をはらんでいます。
今後、育成したいのは「管理職」 次いで「若手」「中途採用者」 今後育成に注力していきたい属性について聞きました。最も多かった回答は「管理職」で76.8%。その後を「若手」(66. 5%)、「中途採用者」(31. 9%)が続きます。
課長クラスを目指す人材の割合「変わらない」が約4割 管理職を目指す人材の割合の変化を聞いたところ、「変わらない」が39.2%と最も多く、2番目に多かった「やや減少した」(18.8%)とは20.4ポイントの差がありました。
管理職とは|定義、役割、スキル、給与・残業代、負担について解説 部や課のトップとして複数の部下・メンバーをマネジメントし、一定の権限を持つ人です。どの役職から管理職とされるかは、企業によって異なります。労働基準法が定める「管理監督者」と、役職での「管理職」は必ずしも一致しません。近年、経営課題の複雑化や部下のマネ...
マネジャーの仕事の変化を「感情労働」の観点から考える マネジャーの機能不全が問題視されて久しい。筆者が認識している限り、そうした指摘がなされてからすでに20年以上の時が経過している。本稿では今日のマネジャーが置かれている状況について「感情労働」の視点から深掘りしていく。
管理職の成果を高める、日揮グループの「管理職分業」 多くの企業が、管理職の負担増加に頭を悩ませています。プレーヤー業務の増加や、環境が急速に変化する中での事業戦略立案、多様な部下のマネジメントなど難易度の高いミッションを担う多忙な管理職。人事はどのように支援すればいいのか。管理職の役割を複数名で分業す...
管理職から「グロース・マネジャー」へ:人的資本経営時代の役割転換 人的資本経営時代に求められる管理職の役割「グロース・マネジャー」を取り上げる理由は、人的資本経営の実現にとって管理職の役割を明確にすることが重要だからです。しかし、管理職の方々にこれからの役割を伝え、理解・実践してもらうことは容易ではありません。
「若手社員は管理職になりたくない」論を検討する 「若手社員は管理職になりたがっていない」と主張する議論がある。本コラムでは、パーソル総合研究所が2017年から実施してきた「働く10,000人の就業・成長定点調査」に基づいて、若手社員の管理職意向に関する実態を明らかにしたい。こうした議論は近年始まっ...
「20代でも課長になれる」大胆な公募制を導入 テルモの若手登用・育成術 労働人口が減少し続ける中、若手の育成・登用に頭を悩ませている企業も多いのではないでしょうか。医療機器や医薬品を製造・販売するテルモでは、グローバル環境での人財育成と登用に対応すべく、2022年度に20年ぶりとなる大規模な人事制度改定を断行しました。「...
デレゲーションとは――意味と仕事を任せる際のポイント 「デレゲーション(Delegation)」とは、上司が部下に権限移譲し、仕事の一部を任せること。「デリゲーション」と表記されることもあります。組織が成長し、拡大していくためには、リーダーが育たなければなりません。部下は一段階上の仕事を任せられることに...
日本の人事部「HRアカデミー」開催レポート/カルビー流郷紀子氏が語る「管理職支援」 カルビーは「全員活躍」という人事ビジョンを掲げている。その実現に向けて、メンバー一人ひとりが力を発揮し、成長し続けるように管理職が導くことが重要と考えた同社は1on1に注力。後押しする施策として1on1トレーニングを行い、成果を上げている。
ソーシャルスキル(社会技能)とは――意味とスキルを測る六つのポイントを解説 「ソーシャルスキル」とは、社会の中で他者と関係を築いたり、他者と関わり合いながら日常生活を円滑に営んだりするために必要な、人間関係における知識や技術のこと。「社会技能」「ライフスキル」などとも呼ばれます。ソーシャルスキルがあると、その場の空気に適した...
テクニカルスキル(業務遂行能力)とは――意味や柔軟なキャリアに必要なスキルを解説 「テクニカルスキル」とは、業務を遂行する上で欠かせない知識や技術のこと。職務内容によって異なり、営業職なら商品知識やコミュニケーション能力、会計担当職なら経理・財務の知識やエクセルスキル、マーケティング職なら分析力や情報処理能力など、業務を円滑に進め...
見直される管理職研修 今、管理職に求められる新たなスキルとは? デジタル化、グローバル化、リモート勤務に代表される働き方の変化やジョブ型人事。トップからはアジャイルな事業・組織運営を求められ、年上や外国人の部下もいればZ世代もいる我がチーム。管理職を取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し、それが管理職のマネジ...
大日本印刷に学ぶ、 周囲を巻き込み課題を解決していく“次世代リーダー”の育成 流動性が高く、未来予測が難しいと言われる現代。組織を率い、ビジネスの舵取りをするリーダーに求められる資質やスキルも、高度化・複雑化しています。そんな中、企業の重要な人事課題として挙げられるのが次世代リーダーの育成です。近い将来を見据えて、リーダー候補...
マネジャーの育成方法とは?必要な資質・スキルを解説 マネジャーには、組織を構成する人材のマネジメントを担うという役割があり、部下のポテンシャルを引き出したり、組織の方針に基づいたマネジメントを実施したりすることが求められます。本稿では、マネジャーの定義や求められるスキル、育成方法を解説します。
トラスコ中山の管理職登用・育成術 「ボスチャレンジ」「オープンジャッジシステム」で実現する、自律的に成長する人材の発掘とサポート トラスコ中山では、立候補制の管理職登用制度「ボスチャレンジ」で、管理職候補を見つけて教育し、着任後にも継続して支援する仕組みを構築。また、役員も含めた全従業員が対象となる360度評価制度など、特色ある人事制度を打ち出しています。働き方や個々人のキャリ...
マネジメントとは――ドラッカーの定義・考え方や経営管理論の解説と、役立つスキル・考え方の紹介 「マネジメント」とは、組織として掲げるミッションや目標を達成するために、働く人をいかして成果を上げるための活動を意味します。古くから、さまざまな識者によって「組織に成果を上げさせるもの」「他者を通じて何かを成し遂げること」などといった定義がなされ、多...
6割以上の企業が中間管理職を対象とした教育を実施。そのうち約2割の企業が成果をあげていない 中間管理職を対象とした教育を行っているかどうかを聞いたところ、最も多かったのは「行っている」で、61.1%。また、「現在は行っていないが今後導入を検討している」(15.4%)と「現在は行っていないが今後導入を予定している」(10.6%)を合わせると2...