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VUCA時代に求められる人財教育~インバスケットとは①~

VUCA時代に活躍できる人財とは

 

最近、人事担当や教育担当のみなさまのまわりで「インバスケット」教育という言葉を耳にすることが多くなってきていませんか?

 

実際に、大手企業や内閣府、横浜市をはじめとする官公庁など、すでに国内外1,000社以上で研修やアセスメントなどの人財教育の一環としてインバスケットが導入されています。

 

インバスケットとは、簡単に申し上げると架空の立場になりきって、多くの案件を処理していくビジネスシミュレーションゲームです。

 

このインバスケット。実は、それほど目新しいものではありません。

しかし、ここ数年急激にインバスケットは注目を集めはじめています。

 

それは、我々の取り巻く環境が大きく変化したからだといえるかもしれません。

 

最近、私たちが生きる時代をVUCA時代と形容されることが多くなってきました。

VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった造語です。

めまぐるしく情勢が変わり、正解が存在せず、結果にたどり着くまで複雑で、何を目標とすべきかが曖昧な状況を指しています。

つまり、VUCA時代は今までのやり方が通用しない時代だと言ってもよいでしょう。

 

このVUCA時代に突入するとともに、当然、組織で求められる人財像も変化してきました。

 

いままではどちらかというと「業務遂行型人財」が組織に求められていました。

「業務遂行型人財」とは、マニュアルやルールに従って働き、会社や上司の指示の通りに働く人財のことです。

決められた通りに働いた方が安定した業績を残すことができたからです。

しかし、マニュアルやルール、成功パターンなど、いままでの「当たり前」が通用しなくなるのがVUCA時代です。

そのため、「業務遂行型人財」では組織運営上うまくいかないことも増えてきました。

 

では、VUCA時代において、どのような人財が求められるのでしょうか?
 

それは、「問題解決型人財」です。

従来までの枠組みにとらわれずに判断したり、臨機応変に問題を解決したりする人財のことです。

これは、DXやリスキリングが現在話題となっていることが証拠になるかもしれません。

DXでは、デジタルの知識を活用して判断したり新しいものを生み出したりできる人財が求められていたり、リスキリングもAIにできない複雑な判断ができるように教育していくことを目的としていたりすることが多いようです。

 

いま活躍できる問題解決型人財の特徴は次の通りです。

 

・新しい仕組みや発想を生み出すことができる

・多様化する情報網を活用して正確かつスピードのある判断ができる

・AIができない複雑な判断ができる

・致命的な判断ミスをしない

・会社や上司に依存せずに自立して行動することができる

 

このように組織で活躍できる人財像が変化するにつれて、当然人財教育も変わることを余儀なくされてきたのです。

いま必要とされている人財教育

 

では、いま組織で必要とされている教育とはどのようなものなのでしょうか?

 

  • 実践
  • アウトプット
  • 自己管理
  • リモートマネジメント

 

この4つがいま組織の教育で求められているキーワードだと言えるのではないでしょうか。

それぞれ見ていきましょう。

 

まず「実践」です。

これは、研修などで学んだことが職場ですぐに実践できる教育のことです。

 

次の「アウトプット」とは仕事の結果につながる教育です。

今まではどちらかといえば知識や理論を学ぶインプット型の教育が主流でした。

ところが、知識や理論を知っているだけでは仕事の結果にはつながりづらいのではないということも少なくありません。

学んだことが実際にできるようになって、はじめて仕事の結果につながるのではないでしょうか。

したがって、学んだことができるようになるための教育が求められるようになってきたのです。

 

そして、三つ目の「自己管理」についても考えてみましょう。

これは、自己管理ができるような教育、そして自身で時間管理ができるようになる教育です。

これまでは上司の管理のもとで仕事を進めていればよかったのですが、ここ数年で、リモートワークなど、上司の目の届かないところで勤務をされる方も増えてきました。

これは、自分で仕事を管理して結果を出さないといけなくなったと言ってもよいでしょう。

つまり、自身で課題を見つけて改善する自己管理ができる人財教育が求められているのです。

 

最後に、「リモートマネジメント」です。

「自己管理」と関連していますが、リモートワークなどが定着した昨今、上司は遠隔で業務管理をしないといけなくなりました。

これは、従来よりもマネジメントの難易度が格段にアップしたということです。

したがって、より高度なマネジメント力を育成するような教育が求められるようになってきたのです。

 

この4つのキーワード、実はインバスケットの性質と合致しています。

つまり、問題解決型人財を育成していく特効薬としてインバスケット教育が急激に活用されはじめているのです。

次回は、このインバスケットの性質についてお伝えしていきたいと思います。

  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • ロジカルシンキング・課題解決
  • その他

インバスケットのプロフェッショナル

インバスケット講師として管理職を対象としたマネジメント研修に定評があり、大手企業や官公庁での登壇実績を多数有する。受講者満足度は96%以上、のべ受講者数は8,000名を超える。

丸山 広大(マルヤマコウダイ) 株式会社インバスケット研究所講師

丸山 広大
対応エリア 全国
所在地 大阪府堺市中区

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