PythonによるWeb開発が急増

こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。

 

昨年末の日経クロステックの記事でPythonが最も普及し、最も利用されているプログラミング言語の2冠になりました。そして2位のJavaともかなりの差がつきました。Python試験も開始6年と8か月で累計受験者数が5万人に達し、いよいよPython時代の到来という感じになってきました。この二つの事象からいえることは、Pythonが強い、AIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Webの分野が、それぞれが市場拡大をした結果だと考えています。この中で一番の成長株は実はWebです。

意外に思われるかもしれませんが、この5年間でPythonの求人内訳は大きく変わっており、マイナビ転職の2024年1月14日の求人情報の集計結果を見てみると以下のようになっています。

5年前と比べると6倍近く伸びています。その理由はコロナ禍とDXであると考えています。単純にコンテンツを管理するWebであればPHPやWordPressが選択肢としては圧倒的ですが、RDB連携となってくるとPythonというかDjangoが選ばれているように思えます。もちろん、要件や技術者の好みによっても分かれるところと思いますが、市場全体を見えるとそう感じます。

PythonのWebフレームワークの代表格がDjangoですが、最後にDjangoの特徴をご紹介します。

  1. Webアプリケーションの幅広い機能を開発できる
  2. 保守・運用の負担が軽い
  3. セキュリティ機能が多い
  4. Python経験者であれば短期間で学べる
  5. 情報が多く学びやすい

人事部の皆様には今後出てくるDjangoのお話をしました。

ご参考ください。

  • 資格取得

年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員

日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。

吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事

吉政忠志
対応エリア 全国
所在地 江東区

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