退職金制度の構築を次の４つのコンサルティングサービスで実現します。

私たちは、退職金に対し人事制度・報酬制としての役割が明確であり、従業員にとって魅力ある制度が「価値ある」退職金制度だと考えています。
また、どんなに魅力的な制度でも、現役社員が給付を受取るようになるまで、財務的に持続可能な制度でなければ意味がありません。この２点が両立する退職金を次の４つのコンサルティングサービスで実現します。


【１．調査・分析】
退職金の導入や見直しの目的から人事制度上の課題等をヒアリングしたうえで、選択可能な退職金プランを検討します。
また、現行の退職金の給付水準や社員データ、過去の退職者実績等を元に定量的な分析も行います。
レポートを通じて人事だけではなく、経営者や経理など関係者への情報共有を徹底し、制度設計上の検討課題を明確にします。

【２．制度設計】
退職金の目的にあうものを「退職一時金制度」、「確定拠出年金制度」、「確定給付企業年金制度」、「中退共等のその他の制度」から組合せ、退職金を設計していきます。
新入社員の退職金モデルを作成し、退職金の推移を確認しながら進めます。
現役社員についてはシミュレーションを行い、既得権の保障と期待権の許容範囲も検討します。

【３．会計・財務の試算】
将来社員が退職したときに退職金をきちんと支払えるよう、会計或いは年金財政上のシミュレーションを行います。
一般的に従業員が300名を超える会社で確定給付型の制度を導入或いは見直す場合は退職給付債務を、確定給付企業年金の場合は年金財政上の債務や掛金を、確定拠出年金の場合は掛金等を計算します。
いずれの場合も、退職金の支払に際し無理のない設計になっていることを多角的に検証します。

【４．導入サポート・教育研修】
新しい退職金制度の導入に向けて、企業年金の幹事会社や運営管理機関との調整を行うほか、退職金規程の作成や従業員説明会用の資料作成も行います。
確定拠出年金の場合は、運営管理機関の選定や商品選定もお手伝いします。
また、退職金は作って終わりではなく、社員に伝え続ける事が必要不可欠です。その為の教育研修もサポートしています。