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【ヨミ】インフルエンサーサイヨウ

インフルエンサー採用

「インフルエンサー」とは、他者や一般社会に対し影響力を持つ人物のこと。近年では、インフルエンサーの持つ影響力を評価基準の一つに設定し、企業の採用シーンに取り入れる動きがあります。指標は、SNSのフォロワー数や投稿内容など企業によってさまざまですが、求める採用要件を満たすと判断された場合、求職者は選考フェーズの短縮やポイントの加点など、優遇措置を受けることができます。インフルエンサーの持つ発信力やブランディング力をビジネススキルとして評価する企業が増えたことにより、昨今目にするようになった新しい採用スタイルです。
(2018/2/7掲載)

ケーススタディ

フォロワー数1,500人以上・センスのいい写真で、
一気に最終面接に進めるSNS時代の新たな採用手法

FacebookやTwitterといったSNSはこれまで、学生にとってできるだけ採用担当者に知られたくないものでした。しかし時代は流れ、最近ではSNSでの発信力が自己PR要素の一つとして認められはじめています。それに伴い、企業が入社後に活躍できる学生を探す場としてSNSを活用する動きが出てきました。

アイウェアの製造販売を手掛けるオンデーズは、2017年10月「インフルエンサー採用」を開始すると発表しました。InstagramやTwitter、Facebookで1500人以上のフォロワーがいれば、書類選考や一次面接が免除となり、即社長面接に進めるというものです。対象となる職種は、販売職とクリエイティブ職。その他の職種でも、フォロワーが1500人以上いれば、選考フローの短縮や選考上の加点といった優遇措置が受けることができます。店長を立候補制で決めるなど、同社の「やる気のある人が挙手する」文化に合った、発信力があり自己アピールを積極的に行う学生を採用することを目指しています。

また、フォロワー数ではなく、Instagramに投稿された写真のセンスで優遇措置を受けられる「インスタ採用」という動きも広がっています。サイバーエージェントでは、デザイナー職におけるポートフォリオの提出をインスタグラムで代用。規定のハッシュタグを添えて5点以上の作品を投稿することで本エントリーとみなす、というものです。通過すると、社員とのランチ会を経て、一気に最終選考まで進むことができます。

これまでも、企業側がSNSの採用アカウントを使って採用情報を発信することはありましたが、SNSを採用基準の一つとして考慮するのは、ここ数年の新しい動きです。背景には、小売業やサービス業などで、企業が担ってきたブランドの発信を、一社員としての個人に求める流れがあります。

多くのフォロワーを集めている学生は、マーケティングブランディングをすでに実践している、と言えます。しかし、そういう学生はひと握りなのも事実。インフルエンサー採用を行う企業には、学生から選ばれるための努力も必要になるでしょう。

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