無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

【ヨミ】キャリアクライシス

キャリアクライシス

キャリアクライシスとは?

「キャリアクライシス」とは、ビジネスパーソンがそれまでに培ってきたキャリアを失いかねない危機、あるいはそうした危機に直面することを意味します。長いキャリアライフでは、年齢によって誰もがキャリアクライシスに陥りやすい時期があるといわれ、特に20歳代後半から30代前半にかけては、仕事や将来への不安、組織との葛藤、私生活の環境変化など、さまざまな要因から自身の現状に疑問や迷いが生じがち。焦りから安易な転身に走り、かえって評価や待遇レベルを低下させるなど、キャリア価値を自ら損なってしまうのがキャリアクライシスの典型例です。
 

掲載日:2015/05/28 更新日:2015/06/11

キャリアの確立期だからこそ陥る落とし穴
組織の一員としての実感や貢献意欲が減退

個人がどの程度自社に愛着を感じ、自己を会社と同一視しているか――組織心理学では、こうした従業員の会社に対する心理的な関わりを「組織コミットメント」と呼びます。

早稲田大学ビジネススクールの竹内規彦准教授は、2010年に全国の民間企業に勤務する大卒ホワイトカラー社員約1000人を対象にアンケート調査を行い、この組織コミットメントの度合いを測定しました。具体的には、「私はこの会社に愛情を感じていると思う」「私は自分の会社の一員なのだ、と強く感じることがある」といった複数の項目について、「まったく違う」から「まったくそのとおり」までの7段階の選択肢でそれぞれ回答を求め、自社に対する愛着度や自己と会社の同一視傾向の強さを数値化しています。

このビジネスパーソンの組織コミットメントの程度を、年齢別にみるとどのように推移するのかを分析したところ、興味深い結果が浮かび上がりました。組織コミットメントは入社後、徐々に低下し、20代後半で一度“底”に達します。それからいったん上昇するものの、30代前半でふたたび落ち込み、低迷するのです。しかもこの2度目に見られる落ち込みのほうが、その程度が大きく、期間も長いことがわかっています。

このように組織コミットメントが落ち込み、組織の一員であるという実感も、そこから来る積極的な貢献意欲も強く持てない心理状態の時期にこそ、「キャリアクライシス」の落とし穴が口を大きく開けて、迷えるビジネスパーソンを待っているのかもしれません。

竹内准教授によると、この調査結果は、キャリア研究の権威である米・コロンビア大学名誉教授の故ドナルド・スーパー氏が提唱したキャリア段階の理論とも一致しています。スーパー氏が理論づけたライフ・ステージモデルでは、上記の“二つの危機”が見られる20代後半から30前半までの年代は、まさにキャリアの「確立段階の試行期」。個人や職種によって多少の差はあるにせよ、大半のビジネスパーソンにとっては、数多くの試行錯誤を経験しながら、成功体験を重ねるたびに仕事への自信や自らのキャリアのよりどころをつかんでいく時期にあたるのです。その一方で、何かしら失敗や逆境に遭遇すると、「このままで本当にいいのか」「自分にはもっと別の可能性があるのでは」といった考えが頭をよぎる――そういう不安定な時期でもあります。実際、この時期の組織コミットメントの落ち込みをきっかけに、不本意な転職を重ねて、自らキャリア価値を損ねてしまうジョブホッパーの例も少なくありません。

逆に言えば、こうしたキャリアクライシスを経験し、それを乗り越えてこそ、ビジネスパーソンは真の職業人として成長でき、自己のキャリアを確立することができると言えるのではないでしょうか。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

人事辞典「HRペディア」

人事辞典「HRペディア」

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

用語の基本的な意味、具体的な業務に関する解説や事例などが豊富に掲載されています。掲載用語数は1,400以上、毎月新しい用語を掲載。基礎知識の習得に、課題解決のヒントに、すべてのビジネスパーソンをサポートする人事辞典です。

この記事ジャンル 異動・配置関連制度

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

「異動・配置関連制度」に関する記事

「異動・配置関連制度」に関する人事のQ&A

越境学習における報酬について

人材育成の観点から、他社(ベンチャー企業など)へレンタル移籍の形で一定期間就労を行うことを計画しています。その場合、労務費(給料)は派遣元である当社が支払うことを予定していますが、税法などの関係で法令...

新米管理者さん
愛知県/ 鉄鋼・金属製品・非鉄金属(従業員数 1001~3000人)
2023/01/27 13:33 ID:QA-0123088 育成・研修 解決済み回答数 4 件

規程に反する異動発令

いつもお世話になっております。
弊社では「育児休業期間中の所属は、総務部人事担当とする」と育児・介護休業規程に明記されております。
しかしながら、人事担当役員(常務)が育児休業期間中に異動を発令してい...

人事の介さん
富山県/ 商社(専門)(従業員数 101~300人)
2022/12/29 12:21 ID:QA-0122296 労務・法務・安全衛生 回答終了回答数 3 件

会員情報追加


メールアドレス
 
氏名

 人

※おおよその数字で構いません

担当する業務と人事経験年数を入力してください

都道府県

※内容はマイページで変更できます

「異動・配置関連制度」に関する書式・テンプレート

CDPによる人材育成プログラムの基本体系

CDP(キャリアデベロップメントプログラム)は従業員のキャリアに対する中長期的なプログラム。従業員エンゲージメントを高めるメリットもあります。
ここではCDPによる人材育成プログラムの基本体系を図表にしました。

ダウンロード