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【ヨミ】マザーズハローワーク マザーズハローワーク

子育てしながら求職する女性に対し、再就職支援を行うハローワークです。2006年4月1日から、全国12都市(札幌・仙台・千葉・東京・横浜・名古屋・京都・広島・福岡・小倉・神戸・大阪)でオープンしました。
(2006/6/26掲載)

マザーズハローワークのケーススタディ

子育てをしながら働きたい女性に
仕事を見つけるハローワーク

2005年12月、政府は子育てのために退職した女性を対象に、再就職や起業を支援する政策「女性再チャレンジ支援プラン」をまとめました。子育てのためにいったん退職した女性たちの再就職を支援しようというものです。これまで育児・介護と仕事の両立を支援する「両立支援ハローワーク」はありましたが、この「マザーズハローワーク」はその発展形です。

従来のハローワークになかった、授乳室やチャイルドシートが設置されており、子供連れでも来所しやすくなっています。出産前のキャリアや育児の相談、子育ての支援に熱心な企業についての情報提供もあります。短時間勤務の企業など、相談者の状況に応じた求人紹介もしてくれるということです。

子育てをしながら働こうと思う女性にとって、しばしば再就職の壁となるのは保育園です。保育園を探そうと行政に出向くと「仕事を決めてから来てください」などと言われ、仕事を探そうと企業に出向くと、こんどは「保育園を決めてから来てください」などと言われたりします。そういうことが起きないように、マザーズハローワークでは、保育所や託児サービスを行うNPOと市町村が連携し、働きたい女性がすぐに子供を預けられるような施設やサービス情報を提供します。

2007年から、15歳から64歳の生産年齢の人口が減少に転じる見通しです。このマザーズハローワークは減少する労働力人口を女性の就業で補おうということも目的の一つです。就職を希望する母親が多く存在する一方で、子育てをしながら希望の職を探すのは難しいという現実がありました。マザーズハローワークは、小さい子供がいても時間や条件さえ合えば働きたいという女性のニーズと、将来の労働力を確保したい政府のニーズを満たすものと言えるでしょう。

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