企業研修、採用、評価、人材開発、労務・福利厚生のナレッジコミュニティ

【ヨミ】エルエムエス LMS

「LMS」とは、Learning Management Systemの略。eラーニングを行うための学習管理システムのことで、「eラーニングシステム」や「eラーニングプラットフォーム」と呼ばれることもあります。研修などにeラーニングを取り入れる際、企業では受講者が利用する学習教材や学習進捗の管理、受講履歴や成績の管理などを行う必要があります。こうした機能を担うシステムが、LMSです。eラーニングの発展とともにさまざまなLMSが登場し、コミュニティー機能やビッグデータを活用した分析機能を有したLMSもトレンドとなっています。(2019/5/24掲載)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

LMSのケーススタディ

LMSの登場で、eラーニングはキャリア開発にも活用できるように

近年、研修にeラーニングを取り入れる企業が増えています。その背景には、LMSの普及によって、受講者側も管理者側も、スムーズに学習や指導に取り組めるようになったことがあります。かつて研修の際には、CD-ROMやDVD教材を使った学習が一般的でした。しかし、こうした方法には管理者が受講者の学習の進捗を把握できないことや、カリキュラムの変更や更新に煩雑な手続きが必要になるといったデメリットがありました。LMSの登場は、こうした学習状況の可視化やカリキュラムの更新を簡単に行えるようにしたのです。

また、近年ではLMSを活用することで、より受講者一人ひとりの状況に沿った学習を提供することが可能になっています。受講履歴などのデータをひも解くことで、受講者の関心や強みを知ることができるようになったのです。これにより、eラーニングは単なる学習の手法ではなく、従業員のキャリア開発にも応用できる、一歩進んだ人材育成の方法となりました。

現在では、さらに便利な機能も次々と開発されています。例えば、LMSの基本的な機能である受講者機能と管理機能に加えて、教材作成機能ができるLCMS(Learning Content Management System)と呼ばれるシステム。Webサイトを簡単に構築したり編集したりできるCMS(コンテンツマネジメントシステム)のeラーニング版と捉えると分かりやすいでしょう。

また、従業員情報を管理しているデータベースとLMSをスムーズに連携するための機能や、受講率向上を目指した企業ポータルサイトとの連携なども行われています。さらに今後は、受講者の履修履歴を蓄積していくことで、一人ひとりの理解度や進捗状況に応じたコンテンツの提供も可能になっていくでしょう。テクノロジーの発展により、LMSもますます進化していくことが予想されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あわせて読みたい

eラーニング
社員の早期戦力化やスキルアップに欠かせないのが社員研修です。しかし、研修を実施するためのコストや労力にくわえ、学ぶ側の時間調整や効率といった問題から、従来の社員研修にはさまざまな課題も存在します。そうしたなか注目を集めているのが、時間と場所を選ばず学べるeラーニングです。ここでは、eラーニングを導入...
反転授業
「反転授業」とは、従来の授業形態を「反転」させた学習スタイルのことを指します。従来の学習ではインプットを授業中に、アウトプットを宿題として行っていました。しかし、「反転授業」ではまさにこの逆。インプットを家庭で、アウトプットを授業中に行うのが特徴です。具体的には、事前に家庭でeラーニングなどを用いた...
モバイルラーニング
「モバイルラーニング」はeラーニングの一種で、携帯電話などのモバイル機器を活用し、いつでもどこでも知識習得が可能な学習システムのことです。従来のeラーニングと区別して、「mラーニング」とも呼ばれます。近年はスマートフォンやタブレット端末など、高性能・多機能化した携帯端末が飛躍的に普及していることから...

関連する記事

マネジメント・管理職研修をどう企画・実施するか
現在、変革期を迎えているマネジメント・管理職研修だが、研修を企画・実施する場合、どのような点を重視し、自社に合った内容を作成していけばいいのか。以下では、そのステップと留意点を整理していく。
2016/06/10掲載よくわかる講座
コンプライアンス、CSR関連eラーニングサービスの現状と傾向
『日本の人事部』編集部が取材した、人事サービス、人材ビジネスの最新製品、サービス情報。サービス選びから、導入時の注意、活用の仕方までご紹介する。
2007/03/19掲載人事支援サービスの傾向と選び方
「新卒採用向け採用管理システム」導入のポイントとおすすめサービス10選
業務効率化を図るとともに選考スピードをあげ、採用活動の質を向上させる「採用管理システム」について、導入する際に押さえておくべきポイントをまとめました。導入するメリット・デメリットを確認するとともに、選び方のヒントを解説します。
2019/05/08掲載人事支援サービスの傾向と選び方

関連するQ&A

資格講習受講の費用について
会社で必要な資格取得のために 社員から受講希望者を募り受講させました。 資格は受講者個人の資格となります。 受講費用は会社で負担する費用は 1.受講費用 2.会場までの交通費用 3.中食、飲料代金 4.給料 です。 ただ、  通常勤務ですと、車で、通勤時間は10分ほどです。 受講会場までは 片道1時...
自己啓発における休日の研修受講について
 いつも大変お世話になっております。社内研修を担当しております。初歩的な事になりますがご教示いただければ幸いにございます。  弊社におきまして、学べる環境を整備するために、自己啓発における休日の研修受講費用を一部会社負担を行い、研修受講促進を図ろうとしております。そこで、下記の点を確認させていただき...
通信教育受講料の補助に対する所得税課税について
通信教育受講料の会社補助を検討しています。 その際、所得税課税が必要かどうかをご教授願います。 現在のところ、期限までに受講を修了した者について、通信教育受講料の半額を補助しようと考えています。 ちなみに、通信教育の受講は、会社強制ではなく、本人の希望に応じて自主的に受講するものです。 所得税課税の...
新たに相談する
相談する(無料)

「人事のQ&A」で相談するには、『日本の人事部』会員への登録が必要です。

新規登録する(無料) 『日本の人事部』会員の方はこちら
業務に関するちょっとした疑問から重要な人事戦略まで、
お気軽にご相談ください。
人事・労務の専門家が親切・丁寧にお答えします。

関連するキーワード

分類:[ 人材開発 ]
新卒採用向けの「採用管理システム」を比較する4つのポイントを解説! 特長や料金も一覧で検討できます

会員として登録すると、多くの便利なサービスを利用することができます。

しごとコンパス

50音・英数字で用語を探す

注目コンテンツ


新卒採用向け「採用管理システム」導入のポイント~競争力を持った採用活動の実現に向けて~

新卒採用向けの「採用管理システム」。導入する際に押さえておくべきポイントと選び方のヒントを解説


【人事の日制定記念企画】
オピニオンリーダーからのメッセージ

HR領域のオピニオンリーダーの皆さまから全国の人事部門に向けてメッセージを頂戴しました。


人事メディア情報

人事メディア情報

人事・労務関連の代表的なメディアをご紹介いたします。


いま、なぜ「ビジネスマナー」が求められるのか?<br />
~「型」を覚えることが人を成長させる

いま、なぜ「ビジネスマナー」が求められるのか?
~「型」を覚えることが人を成長させる

近年、若い人の言葉遣いや立ち振る舞いに対して、「違和感」を覚えることが...