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【ヨミ】ウープノホウソク WOOPの法則

「WOOPの法則」とは、目標達成を円滑にするプロセスについて提唱した法則です。アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士による20年以上にわたる研究の末に体系化されました。WOOPとは、「願望(Wish)」「結果(Outcome)」「障害(Obstacle)」「計画(Plan)」という四つのステップの頭文字をとったもので、このステップに沿って行動していくことで目標の達成率を高めることができます。目標の種類や属性、達成までの長さにかかわらず効果のある方法として、注目される考え方です。
(2018/12/17掲載)
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WOOPの法則のケーススタディ

やる気は持続しないもの。
WOOPは地に足のついた目標達成術

これまで、目標を実現させるための方法論として、さまざまな理論が提唱されてきました。中には「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」など、前向きに過ごすことが目標達成につながるという方法論もありますが、やる気やモチベーションはなかなか長続きしません。WOOPの法則はその代替案として生まれた考え方で、起こりうる“ネガティブ要因”を先に分析する点が特徴です。

四つのステップをもう少し具体的に見ていきましょう。まず、「Wish(願望)」では、自分がなしとげたい目標を書き出します。このときに気を付けたいのは、少しストレッチなゴールを設定すること。簡単すぎる目標では成長につながりませんが、反対に目標が難しすぎても行動に移すことができず、ただのスローガンで終わってしまいます。

次のステップは「Outcome(結果)」です。立てた目標を達成した際に、どのような結果が訪れるかを書きだします。例えば、「5kg痩せる」という願望に対しては「似合う洋服が増える」「自信を持って恋愛ができる」「健康になる」などが当てはまるでしょう。

三つ目のステップ「Obstacle(障害)」は、WOOPの法則の大きな特徴です。ここで求められるのが、目標達成を困難にしている原因について考えてみること。先ほどのダイエットの例にあてはめると、「平日は仕事で疲れてしまい、ジムに通えない」「ダイエット中だと分かっていても、いざ食べ始めると満腹になるまで満足できない」などが想定されます。このとき、そもそも太っていることの何が問題なのかを合わせて考えるとよいでしょう。自信の内側と向き合い、太っていることの本質的な問題点を見出せないならば、もしかしたら最初のステップで決めた「Wish」から考え直した方がいいかもしれません。

そして最後は、「Plan(計画)」です。障害にぶつかったとき、どうすればそれを克服・回避できるかの計画を立てます。重要なのは、自分にできる行動や考えに基づいて行動プランを考えることです。

WOOPの法則は心理学的な研究と実証の積み重ねから作られているため、目標達成を促す、再現性の高い方法です。精神論だけの目標達成術ではなく、できないかもしれない可能性とその回避方法を考えることで、確実に目標に近づくことができるでしょう。

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