ヒューマンホールディングス・佐藤朋也さんに聞く:グループで提供していきたい「SELFing」の考え方 労働力人口の減少に直面する現代の日本社会。一人ひとりの能力を引き出し、より大きな価値を生み出す「教育」の重要性がますます高まっています。ヒューマングループは、1985年の創業以来、「ヒューマンアカデミー」に代表されるスクール運営によって多くの人材を輩...
約6割の企業が、直近3年で人材育成方針を改定 『人事白書2023』で調査したところ、人材育成方針が共通言語化された企業は約4割でした。そのうち、約6割が直近3年で方針を改定し、今後2割も改定を予定しています。
日揮グループが「GLOBIS 学び放題」で進めるイノベーション人財への転換 日揮グループは、世界トップクラスの技術力を誇る総合エンジニアリング企業。2040年の長期経営ビジョン実現に向け、プロジェクト遂行人から、イノベーションやエキスパートへと人財の転換を図っています。同社は、従業員にどのような「学び」を提供しているのでしょ...
リスキリングした社員の配置・処遇方針を調査|『人事白書2023』調査レポート リスキリング結果を可視化するために実施している施策を調査したところ、58.3%の企業が学習歴を記録していました。またリスキリングした従業員の配置・処遇策として、40.8%が「スキルが生かせるプロジェクトへの参加」を挙げました。一方で、処遇や配置に反映...
東京リーガルマインド・反町雄彦さんに聞く:時代の流れと共に予備校のあり方を変えていく 東京リーガルマインド(LEC)と聞くと、士業の資格試験予備校をイメージする方が多いでしょう。LECは全国に30校舎を展開する資格試験予備校であるとともに、会計大学院を運営し、法人向けの研修事業や職業訓練など人材系のビジネスも展開しています。2014年...
竹林正樹さんに聞く: 「明日から」を「今すぐやる」に変えるナッジとは より良い選択を自発的にできるように後押しする仕掛け「ナッジ」。組織では、社員一人ひとりが自律的に学び、行動するためのさまざまな取り組みが行われていますが、実際には社員が行動しないことが少なくありません。認知バイアスを理解することで、望ましい方向へと社...
会社員1,600人を対象にした「リスキリングに関する調査」 リスキリングがどのようなものかを認知している日本全国の20代から50代の会社員1,600人を対象に、「リスキリングに関する調査」を実施しました。リスキリング経験者の8割以上が「仕事に良い影響があった」と考えていることが明らかになりました。全体の3割以...
酒場学習論【第35回】 五反田「はるじおん」と、楽しく考えることの大切さ 46歳まで製粉メーカーで働いていた私にとって、主食といえば米ではなく、パンか麺です。そして、パンや麺をアテに呑むことと、アテにして呑ませる酒場が大好きです。ちなみに米はというと、日本酒というかたちできちんと消費しています。今日ご紹介する「はるじおん」...
古田克利さんに聞く:IT人材不足とどう向き合う? IT人材の組織定着と継続的な成長のために、人事が取り組むべきこと IT業務の範囲拡大やDX推進などを背景に、企業のIT人材ニーズが増え、採用難易度も高まっています。一方、すでに雇用しているIT人材の組織定着、組織貢献また重要なテーマです。IT人材の定着を促し、組織に貢献してもらうにはどうすればいいのでしょうか。また...
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第40回】なぜ今、リスキリングなのか? 今回は、2023年の注目ワードである「リスキリング」について皆さんと一緒に考えていきます。まず、リスキリングとは、社会変化の中で求められる知識を学び、新たなスキルを身につけることで、これまでとは異なる業務や職業に就くことを指します。
リスキリング1兆円予算で賃上げできるのか? ~1兆円予算の中身は?カギはスキルを高める労働移動~ 岸田首相はリスキリング支援として1兆円を投じると表明した。1兆円予算で賃上げは実現できるのか。まずは、企業が主体となり2つの軸(「①付加価値」「②労働分配率」)を改善することが急務である。さらに、この予算を基軸に、個人が積極的にリスキリングできる土壌...
「SF思考」で実現するキャリア自律 “未来に対するオーナーシップ”を育むプロセスとは 近年、従業員のキャリア自律を実現したいと考える企業が増えています。しかし目の前の業務に追われがちな現場では、未来のありたい姿から逆算して自身のキャリアを考える習慣を持てない現状もあるでしょう。こうした課題を乗り越えるヒントを与えてくれるのが「SF思考...
チェーンストア理論とは|日本の「脱チェーンストア」の潮流 「チェーンストア理論」とは、主に多店舗を経営する小売業や飲食業などでみられる経営手法。あらゆる経営活動を中央集権的に本社に集中させ、現場はオペレーションに専念することで効率化を図ります。米国で生まれた手法で、日本には1960年代に伝わりました。同一商...
ネガティブ・ケイパビリティとは――意味やVUCAの時代で求められる背景を解説 「ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability)」とは、どうしても対処できない状況に耐える能力のこと。あるいは、容易に答えが出ない事態にも性急に事実の解明や理由を求めず、不確実さや懐疑の中にいることができる能力を指します。日本語...
人的資本情報の開示に向けて 人的資本情報の開示に対する動きが加速している。すぐに効果が出るものではないからこそ、どのような施策を打つことで、どのように自社の人材が変わり、どのような事業のアウトカムにつながるのか。いかに納得感の高いストーリーを組み立てることができるのか。経営・人...
リスキリングの迷子を増やさないために必要なこと(下) 「リスキリングが必要だ」との声が大きくなる一方、働く個人から見れば「何をどう学べば、自分のキャリアに役立つか」の情報はとても少ない。海外のリスキリングの議論や状況から、日本でどのように個人のリスキリングを後押しすべきかを考えたい。
社会関係資本(Social Capital)とは――意味や人的資本との違いなどをわかりやすく解説 「社会関係資本」とは、人と人の関係性を資本として捉える考え方で、個人間のつながりを持つことで社会の効率性を高めることができる「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会組織を表しています。英語では「ソーシャルキャピタル」といいます。米国の政治学者、ロ...
目標志向性とは――意味や入社後の活躍の関連性についてわかりやすく解説 「目標志向性」とは、目標の捉え方における個人の傾向のこと。目標を設定する際、何に着目して目標を立てるか、何がモチベーションになりうるかには個人差があります。個人がどのようにプロセスを解釈して反応するかに影響する精神的な枠組みとなるのが「目標志向性」で...
SF思考とは――意味や革新が生み出された事例、活用方法などを解説 「SF思考」とは、サイエンス・フィクション(SF)の持つさまざまな力を活用して、産業の活性化やイノベーション創出を目指す考え方。「SFプロトタイピング」とも呼ばれます。VUCAの時代には、理想の未来像を描きアイデアを形にする力が求められます。SF思考...
人的資本経営と情報開示を巡る来し方と行く末 ―ウェルビーイング時代の経営の根幹「人」へのまなざし― 本コラムのテーマである「人的資本経営」に目を向けると、その立脚点としては人を「資源」ではなく、価値を創造する「資本」として捉え直そうという人材観のパラダイム転換が提唱されている。来し方の「日本的経営」の代表的な慣行は、時流にそぐわずに見直されてきてい...