私が責任者に求めること

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

さて今回は、先日、社内の責任者同士の会議の中で、
人材育成について話し合った内容について
お伝えしたいと思います。

先日の責任者会議は、
人材育成の中でも部下との関わり方や
指示の出し方がテーマでした。

弊社の責任者は、各拠点の拠点長を務めているのですが、

自ら営業、支援をしながら部下のマネジメントをする
プレイングマネージャーとして活躍してくれています。

プレイングマネージャーであるが故に、
部下への指示の仕方や関わり方について、

自論を持っている拠点長もいれば、
今現在悩んでいる拠点長もおり、

テーマについて議論を重ねていくと、見えてくるモノがありました。

部下のスキルや思考をしっかり把握して、
指導型でマネジメントをし、

指示を出したことは納期内に確実に終わらせて、
報告することが徹底できている、
という成果を出している拠点長もいれば、

各自の意志や考え方を尊重し、
1人ひとりの強みや、苦手なことを把握して、

役割を振り分け、役割を果たさせながら、
拠点の共通のテーマや目標を常に伝え続けている拠点長もいます。

また、自分自身が圧倒的な成果と結果を残し続けることで、
自らの力で拠点が保たれており、

部下に対する指示を出すものの、
部下とのコミュニケーションが希薄となり、

確認不足が起こったり、
指示の意味や背景を部下が理解しない実行してしまう

という状態に悩んでいる拠点長もいます。

私は、各拠点長の理想と現実のギャップを聴きながら、

彼らが目の前で、悩みながらでも前向きに奮闘している姿勢を
とても嬉しく感じました。

私自身は、マネジメントに正解はないと思っています。

10名の責任者がいれば、
10通りの伝え方、やり方がありますし、

10名の部下がいれば、10通りの伝わり方、捉え方があります。

基本的に私が責任者に対して見ているポイントは、

責任者が目の前の部下の成長を、
「真剣に考えているかどうか」です。

最初から成功することはないですし、
失敗して迷ったり、部下から嫌われたりすることもあります。

拠点長は、部下育成をしながら、
目標である数字にもコミットしてもらう必要があります。

もちろん、責任者だけでは達成もできませんし、
目の前の部下の可能性を信じて、

共に成長するのが組織であり、チームだと私は考えています。

だからこそ、彼らには

「自らが掲げる理想の組織とは何か？」
「チームとは何か？」

という理想のチーム像と

部下1人ひとりに、どのように成長して欲しいのか？
という成長した部下の理想像を明確にし、

人を育てることに対して
向き合い続けてほしいと願っています。

人を育てられる人が育つ環境（フィールド）を創り、
成長できる組織を創り上げていくのが
私の役割です。

私自身も、自分の役割を果たすために
現在も試行錯誤中ですが、

理想の組織像を明確にし、
成長を期待する社員に自らの期待を伝えることは、

自分の役割を果たすためにも、
常にし続けるべきことだと思っております。

ぜひ、読者様も理想の組織づくりのため、
年末に向けて、加速していくために

責任者に対して期待していることを
伝える時間を作ってみてはいかがでしょうか？

いつも以上に力を発揮する責任者が現れるかもしれませよ！

他の読者様も、

ソリューションに取り上げてほしい議題がございましたら、
コメントもしくはお問い合わせにて、お気軽にご連絡ください。

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■長友威一郎とは

2006年、当時代表・小西から新会社立ち上げの参画要請を受け、
株式会社ソリューションに入社。
採用コンサルティング、経営コンサルティングを通じて
顧客の信頼を積み重ねる。
初期教育を強めることで、未経験者である新卒社員や第二新卒社員を
リーダーへと変えるマネジメント力には定評がある。
採用と育成の両輪を回して会社を強くするスタイルで
多くの企業発展に貢献している。
2017年、同社の代表取締役に就任。現在「個が活きる経営」の実践に挑戦中。
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