「しなやか姿勢の５原則」を定義する

今回は、

●しなやか姿勢

についてご一緒に考えていきたいと思います。

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■しなやか姿勢を持つリーダーが組織成長を加速する
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当社では、「しなやかリーダー」となるためのポイントや、
ダイバーシティ推進の突破口として、
しなやかリーダーを育成する重要性について
様々な切り口からお伝えして参りました。

改めて「しなやかリーダー」が持つ
“しなやか姿勢”についてご紹介すると・・・

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【しなやか姿勢とは】
どのような環境・条件の中でも
柔軟思考で、自らの特性を強みとして最大限発揮して
道を切り開いていこうとする姿勢のこと
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しなやか姿勢を持ったリーダーの存在は、
周囲へ良い影響を与え、組織の成長を加速する
キーパーソンと言えると私は考えています。

では、しなやか姿勢を持ったリーダーの特徴は
一体どんなものがあるでしょうか？

今回、改めて「しなやか姿勢の５原則」として
その特徴をまとめました。

●しなやか姿勢の５原則

原則１：起こったことを前向きに捉える
原則２：他者との違いを価値、可能性と考える
原則３：まずは自分が今できることに全力で取り組む
原則４：やり方は変えても目的はぶらさない
原則５：人・仕事・未来の可能性を信じる

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■「しなやか姿勢」への思い
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当社は2018年の設立以来、多くの技術系企業における
D&I推進支援に携わってまいりました。

私自身も技術系企業で26年間働き、
女性管理職として10年以上のキャリアを
重ねてきましたが、当時抱いていた葛藤や不安が
今なお現場女性管理職の悩みの種となっている
ことに、大きな衝撃を受けました。

それと同時に、彼女たちの悩みに共感しながら、
現状を打開していくための考え方・具体策を伝え、
自らの手で改革するサポートをするのが、
私に与えられた役割なのだと確信して
今に至ります。

実際に、2018年からスタートした
当社の管理職育成プログラムでは、
私の実体験に基づくメソッドを体系化し、
プログラム全体の軸となっている「しなやか姿勢」を
確立させることで、ダイバーシティマネジメント力を
兼ね備えたリーダー育成に携わってきました。

受講された方からは、

「自己主張するだけでは上司から認めてもらえない
ことがよく分かった。相手の視点で話すことで
提案が通るようになり、やりがいを感じる」

「管理職になるには遅咲きの年齢だったが、
管理職育成プログラムを受講したことで
自信をもってマネージャーとなり、
上位役職者とも臆せず意見交換できるようになった」

といった声が、また人事担当者からは、

「現場の上長から『部下の話が分かりづらいい』
『女性部下の育成は難しい』と言われがちだったが、
管理職育成プログラムを導入した後は
『部下の論理的で納得性の高いプレゼンに驚いた』
『MBOシートの書き振りが変わった』と高評価をもらえた」

といった嬉しい声が届いています。

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■「しなやか姿勢の５原則」を改めて定義
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当社の管理職育成プログラムを
通してお伝えしている内容を、今回、本コラムを
読んでくださっている皆様にもより現場でお役に
立てていただけるよう、「しなやか姿勢の５原則」
として再定義しようと思い至りました。

実際、管理職育成プログラムを立ち上げてから
5年が経とうとしていますが、これまでの活動の中で
幾度となくPDCA回し、今なお、プログラム内容を
ブラッシュアップし続けています。

これらの内容を、皆様の課題解決や組織改革プロジェクトの
参考にしていただき、自社ならではの施策として
体現いただければ、各社のダイバーシティ推進を
加速させる一助となるのではないかと考えています。

次回のコラムから、「しなやか姿勢の５原則」
について、その考え方、具体的な取り組み方について
お伝えして参りますので、特に、男性管理職比率8割超
といった技術系企業の人材育成に携わる
経営層・人事・ダイバーシティ推進担当者・管理職
といった方のご参考にしていただければ幸いです。