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上司とうまくやるコツ|パワハラ上司を突破する3つのステップ

組織の中で仕事をしていると、特に上司とうまく行かない、なんとなくパワハラに合っている気がする、と思うことが結構あるのではないでしょうか。
私も組織の中で仕事をした経験が28年ほどありますが、とても良い上司だったと言える方は、数えるくらいしかいなかったように思います。

あいにく、上司は選べません。

今の上司とうまく付き合って行く、これが賢いビジネスウーマンと思うものの、日々暴言を吐く、パワハラ上司の場合は、顔を見るだけでも萎縮してしまい、うまく対応ができなくなってしまう女性リーダーも多いことでしょう。

そのような状態が続いてしまうと、会社に行くのが辛くなり、精神的にも追い込まれてしまいます。また、そんな自分の姿を見ている部下にも良い影響を与えられるはずがありません。

でも、落ち込まないでください!パワハラを受けている状態を完全に、自力で打開する方法があります。大切なことは、ステップを踏んで行動して行くことがです。これからパワハラ上司を突破する3つのステップをお伝えします。

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ステップ1:上司を取り巻く状況について情報収集する
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これまでの私の経験から、パワハラを行う人は、そもそも誰かに認められたいという承認欲求が強く、それが正当に満たされないときに、それを弱い立場の人に求めている可能性が非常に高いです。

まず、パワハラをしてくる上司がその状態に陥っていないか、これを第三者的な目線で情報収集してみましょう。

情報収集の仕方としては、情報通の同僚や別部署の知り合いから当たってみると良いと思います。そうやって情報収集をしているうちに、パワハラ上司の悩みが分かって来たりして、自分自身も精神的に落ち着いてきます。例えば・・・

 

私がサポートさせていただいた方でA子さんという方がいらっしゃいました。A子さんは、直属の上司に毎日のように呼ばれ、「お前なんか辞めちまえ!!」と言った暴言を吐かれていました。

その上司は、A子さんだけでなく、自分の部下のうち、あまり反発しないような部下に対してもこのようなパワハラとも取れる言動をしていたとのこと。

私はA子さんに、その上司が社内で認められていない、ということが無いかどうか、他の部署で人事情報に詳しい人に聞いてみてください、と伝えました。

さっそく、A子さんは人事部にいる同期へ、その人について様々な情報を教えてもらったところ・・・

なんと、その直属の上司は昇格試験に落ちてしまい、出世コースから外れてしまった、ということが分かりました。つまり、そのイライラを従順な部下にぶつけていたのです。このことが分かった瞬間、A子さんは、可哀想だという気持ちが大きくなり、上司との対応も落ち着いて出来そうだと言っていました。

パワハラ状態を完全に打開するためには、どうしても一定の時間がかかります。

その間を出来るだけ安定した精神状態で過ごすためにも、この情報収集がファーストステップとしてとても効果的なのです。

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ステップ2:協力者を見つける
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上司のその上の上司や、他の部署の部長等、上司よりも同列以上の立場の方と 積極的に交流し、社内に自分の仕事を応援してくれる協力者を増やして行きましょう。

これは、周りの上位の役職者に媚びを売る、ということではありません。 飲み会や懇親会等の場で、自分の仕事に対する思いや考え方などの話をしたり、 相手の考えを聞いたりするだけで十分です。

自分の考えを話してくれた相手は応援したくなりますから、何かあった時の強み味方、協力者になってくれるでしょう。 上位役職者と交流することにより、自分自身の視点も上がり、視野が広がってきますので、 自分の仕事に対しての見方も変わってきます。

これにより、上司や周りに対しての仕事での対応も自然と変わってきますので、 上司からも「意外としっかりした考えを持っているんだ」と思われ、 必要以上に怒られることも少なくなってきます。

ただし、ここで1つだけ注意点があります。

上司のその上の上司を協力者とする場合は、上司を飛び越えて仕事上の重要な承認をとってしまう行為はご法度です。

飛び越えられた上司は自分の立場がなくなり、その後の仕事が進めにくくなってしまいますので、上司の足を引っ張るような行為は行わないことが得策です。

 

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ステップ3:気持ちを伝える
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ステップ1、ステップ2でベースが出来ましたので、いよいよ最終段階です。

上司に思っていることを伝えます。 具体的には、メールでも構いませんので、以下の3点について伝えます。

 

過去に言われたことで傷ついたり、ショックだったりしたこと
それを言われて自分はどんな気持ちがしたか
今後はそのような言動はやめて欲しいということ

 

ステップ2までで、パワハラが緩和されてくる可能性が高いのですが、上司は、自分がパワハラ言動をしていると気がつかないこともよくあることです。

上司のためにも気づいてもらい、再発防止のためにも 思っていることを伝えることは意味があります。

ここで、改めて注意事項があります

ステップ1、2と踏んだことで、だいぶ状況を冷静に落ち着いて見られるように なったとは思いますが、

「あなたは決して感情的になってはいけません」

感情的になった瞬間に相手は聞き入れてくれなくなってしまいます。腹が立つ気持ちはもちろんあるとは思いますが、そこはぐっと堪えましょう。

冷静に、 「このようなことを続けているとあなたが損をしてしまうので、もったいないですよ。」 という気持ちで接していけば、相手も受け入れやすくなってきます。

この3ステップは、無理なくできて効果も高いので、 機会が訪れたら挑戦していただけたらと思います。

 

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■□著者プロフィール□■
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 細木聡子(ほそきあきこ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役。
中小企業診断士・女性管理職プロデューサー・女性管理職育成アカデミー™️主催。

大学卒業後、NTTに入社。管理職に昇格し、大規模システム構築プロジェクトのマネージャーに就任するが、部下 がついてきてくれず、うまく成果を出すことが出来ない。周りにロールモデルもいなく、男性の真似をしたことにより違和感を与えていたということに気づく。自らしさを大切にしたマネジメントスタイルに徹底的に見直したところ、部下から圧倒的な支持を受け、残業0で成果2倍にすることに成功。
その後、社員483名の部門の人事・育成課長に就任。仕組み化による育成施策を展開したが、画一的なやり方が社員のモチベーションダウンを招いてしまう。柔軟性のある考え方、対応が不可欠だと痛感し、個人の状況に合わせた育成方法に切り替えたところ、メンタルダウンした社員をリーダーに成長させることに成功。この経験から500名までの集団にはそれに適したマネジメントのやり方があると確信を持つ。自らの経験を体系化した「しなやかなマネジメント法」を一人でも多くの女性管理職に伝えることが企業の成長と豊かな社会を創ると確信し、自らの使命としている。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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