無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

新規学卒就職者の離職状況

【32.2%】

突然ですが、この数字が何かご存じでしょうか。
この数字は平成29年時点の「新規学卒者の3年以内の離職率」です。
新卒入社社員の3人に1人は、3年以内に退職をしているとはよく言われますが、それはこの数字が示すとおりです。

--

新規学卒就職者の離職率
中学卒:67.7%(1年目:45.4%、2年目:14.4%、3年目:7.9%)
高校卒:40.8%(1年目:19.5%、2年目:12.0%、3年目:9.3%)
短大卒:41.3%(1年目:18.3%、2年目:12.0%、3年目:11.0%)
大学卒:32.2%(1年目:12.3%、2年目:10.6%、3年目:9.4%)

改めて冒頭の【32.2%】をみると、この数字は大学卒の離職率になります。
中学卒、高校卒、短大卒は大学卒より高い離職率であり、高校卒は10人に6~7人は離職している数字になります。
また、細かく数字を見ていくと、大学卒の三年以内の離職率は32.2%ですが、そのうち1年以内に退職者は、12.2%で約4割を占める数字となっています。

人材獲得競争が激化している状況や、就業人口の減少を鑑みるとせっかく採用した人材が流出していくことは企業にとって痛手です。
経営者や管理職は離職率を減少させるために、1年以内に離職させない施策を打つことが今まで以上に重要になってきます。

--

以下の内容は、企業において施策を講じているのか、否かを考える上で興味深い傾向を示しています。

新規大学卒就職者の事業所規模別就職3年後の離職率
従業員数:離職率
5人未満:59.1%
5~29人:50.2%
30~99人:38.8%
100~499人:31.9%
500~999人:29.8%
1000人以上:24.3%
参考資料:厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況

上記の数字を見ると、事業所規模が大きくなると離職率が下がっています。
推測ですが、離職率が下がっている理由として、従業員数が多い企業は周囲の先輩社員等に仕事の悩みを相談できる人が増え、離職するかどうか悩む人についてフォローが行き届いているのではないかと考えられます。
人数規模の小さい会社は、適切なタイミングで適切にフォローすることが不十分となり、退職を押しとどめることが出来ていないということが伺えます。

--

さて、ここまでは新規学卒就職者の離職状況の現状について書いてきましたが、どのように問題を解決すればよいのか離職防止・抑制策について示します。

離職防止・抑制の施策の主なものとして、以下のようなものがあります。
・待遇や労働環境の改善
・ワークスタイルの改善
・風通しのよい職場づくり
・モチベーションマネジメント
・ストレスマネジメント
・自己実現の支援
・採用のミスマッチの回避
・メンター制度の導入 など

上記のように様々な解決策がありますが、全てを実施したから離職率が下がるわけではありません。また、現状を明確に把握したうえで、会社のあるべき姿を明確に描かなければ、本質的な問題・課題の解決になりません。
その為に、経営者や管理職が最も注力すべき点が3点あります。

1点目:社内のコミュニケーションを円滑にすること。
2点目:上記にあるような施策を単に導入するだけでは効果が薄く、自社の離職理由に合った問題に対する解決策を見つけること。
3点目:仕組みを動かす運用者(特に現場のマネジメント)への働きかけをすること。

上記の3点を踏まえ制度の導入検討を行う必要があります。

--

新卒採用のピークを迎える季節です。新たなスタートを切る為には、新入社員の人材レベル向上が会社全体の底上げになります。社外に大きな一歩に踏み出す前に、社内の環境に目を配り、組織の活性化へと結びつけて下さい。

 

 

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • ロジカルシンキング・課題解決

私たちは成果創出に寄与する活性化施策を提供することを通して、躍動感溢れる未来を創造していきます。

株式会社アクティブ アンド カンパニー 代表取締役社長 兼 CEO
株式会社日本アウトソーシングセンター 代表取締役社長

大野順也(オオノジュンヤ) 株式会社アクティブアンドカンパニー 代表取締役社長 兼 CEO

大野順也
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

部下の弱音を吹き飛ばすリーダーの一言~組織のD&I実現の土台

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「一人ひとりが充実した仕事人生を送れる組織となる」 について一緒に考えていきたいと思います。   ┏━━━...

2024/04/26 ID:CA-0005316 ダイバーシティ&インクルージョン