無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

【ヨミ】コクサイセイジンリョクチョウサ

国際成人力調査

国際成人力調査とは?

「国際成人力調査」とは、経済協力開発機構(OECD)が実施する国際調査の一つで、OECD加盟国など先進24ヵ国・地域の16歳から65歳を対象に、社会生活において成人に求められる能力を測定するものです。英語名のProgramme for the International Assessment of Adult Competenciesの頭文字を取り、PIAAC(ピアック)と略されます。2011年から12年にかけて初めての調査が行われ、13年10月に結果が発表されました。「読解力」と「数的思考力」の二つの分野で日本が1位になったことから、日本人全般のスキルの高さを示すデータとして注目されています。

掲載日:2013/11/11 更新日:2024/03/27

「読解力」「数的思考力」で日本がトップ
全体的なレベルの高さに企業内教育も寄与

経済のグローバル化や知識基盤社会への移行といった変化に伴い、先進諸国においては、雇用を確保して経済成長を促すために、国民の社会適応能力を向上させる必要があるとの認識が広まっています。そうしたなか、先進国における成人層のスキルの現状を把握し、学校教育や職業訓練など今後の人材育成政策に資する知見を得るために、OECDが2011~12年に初めて実施したのが「国際成人力調査」です。

この調査は、OECD加盟国を中心とした世界24ヵ国・地域の16~65歳の成人、約15万7000人を対象に実施。社会生活に適応する上で成人に求められる能力のうち、(1)社会に氾濫する言語情報を理解し利用する「読解力」(2)数学的な情報を分析し利用する「数的思考力」(3)パソコンなど「ITを活用した問題解決能力」の3分野のスキルの習熟度を測定するとともに、スキルと年齢、学歴、職業、所得などとの関連性についても調べました。単に知識の有無を問うのではなく、日常生活や仕事のさまざまな場面で与えられた情報を解釈し、利用する基本的な活用力を重視。数学の公式など特別な知識がないと解けないような問題は出題されていません。

その結果、今回の調査では、日本は「読解力」の平均点が500点満点中296点で、OECD平均273点を大きく上回り、トップの成績だったことが分かりました。「数的思考力」でも、OECD平均269点に対し日本は288点、2位フィンランドに6点の差をつけて1位でした。特徴的なのは、日本の場合、各国に比べ成績下位者の割合が最も少なく、逆に上位者の割合は最も多かったこと。日本人全体が高いレベルの“成人力”を身につけていることを意味しています。さらに職業別の成績分布を見ると、他の国々では生産現場の作業員などいわゆるブルーカラーの平均点が、ホワイトカラーに比べ明らかに低かったのに対し、日本のブルーカラーのレベルは、各国のホワイトカラーと同程度か、それ以上でした。日本の優れた“現場力”の裏付けともいえるでしょう。

文部科学省では、こうした全体的なレベルの高さを義務教育の成果ととらえていますが、もちろん要因はそれだけではありません。専門家は「学力を維持する力」の高さにも注目。学力は使わないと下がるのが普通で、これを「学力の剥離」と呼びますが、国立教育政策研究所の斉藤泰雄総括研究官(比較教育学)は「日本では新聞や雑誌を読む成人が多く、学校で身につけた学力が落ちにくい。(中略)企業でも研修が多く、常に向上が求められる社内環境も学力維持の支えになっているのではないか」と、企業内教育の果たす役割に注目しています(毎日新聞2013年10月9日付)

企画・編集:『日本の人事部』編集部

HRペディア「人事辞典」

HRペディア「人事辞典」

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

用語の基本的な意味、具体的な業務に関する解説や事例などが豊富に掲載されています。掲載用語数は1,300以上、毎月新しい用語を掲載。基礎知識の習得に、課題解決のヒントに、すべてのビジネスパーソンをサポートする人事辞典です。

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

「ロジカルシンキング・課題解決」に関する記事