教育工学×データで社員のスキルを可視化〜”エビデンスベースドラーニング”の推進

ビジネスパフォーマンススキルとは、企業のビジネスゴールを達成するために社員が職務の中で発揮するべき能力を指します。例えば、営業担当者では商談や対話力、営業戦略における企画力などであり、管理職であれば、コーチングや指導・育成力、チームを管理するマネジメント力などが、それぞれに求められるスキルということになります。さらに、課題解決などの思考力など、高いレベルで継続的に業務を行う上で発揮する技術も含まれます。リープでは、これら社員一人一人に求められるスキルのレベルを評価するためのツールとして、『ルーブリック』というスキル学習の到達度を測る「ものさし（評価指標）」を開発しています。これまで曖昧にされてきた社員のパフォーマンスの質を、統一された評価指標と基準で定量的に測定することにより、組織・個人のパフォーマンスの現状をデータで把握することができます。

さらに、貴社社員の学習課題をスキル評価の結果から分析し、組織、チーム、社員一人一人に合わせたトレーニングプランの実行を支援します。商談スキルやコーチングスキルであれば、オンラインプラットフォーム「Skill Palette」を提供しています。個別にスキル評価の結果をフィードバックするだけでなく、パフォーマンス向上に必要な52のフレームワーク※（What）と受講者特性や制約条件に合致した効果的な学び方（How）を組み合わせ、オンライン講義や動画、e-Learningなどを活用し、学習課題を克服するための最適な学習を、貴社の職場環境に合わせて提供します。

「インストラクショナルデザイン」という教育工学に基づいて教育研修・人材育成システムやスキル評価の構築、現場での学習を推進するOJTシステムの全体設計をリープのコンサルタントが貴社と二人三脚でサポートし、組織の学習する能力そのものを向上させていきます。「成果創出している社員」や「一般的な社員」など、様々なパフォーマンスデータから、理想（あるべき姿）と現状のギャップを分析し、真の学習課題を見つけ出します。学習課題を克服するために、科学的データに基づいた学習設計を行い、効果的・効率的・魅力的な育成プラン（研修、OJT、自律的学習プログラムなど）を作成します。