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佐藤将 連載コラム「ニッポンが世界を元気にする」⑥

6. 今、現に、動かすもの

 

『理由ですか?・・・・』

数年前のこと。

今、流行のリバース・メンタリングではないが、

ある若者からとても大切な事を教わった。

 

それは、通っていたスポーツクラブでのこと。

「お笑い」を目指しながら、修行と貯金を兼ねて働いているという新人トレイナーさん。

まだ、現場に出て二週間足らずというのに、落ち着いた働きぶり。

何より真摯なスタンスが、動きや言葉のはしばしに現れている。

トレーニング後、感銘を受けたので訊いてみた。

「どうしてお笑いを目指そうと思ったのですか?」

すると、ムッとしたまま押し黙ってしまった。

けれど、彼の横顔は語っていた。

「やりたいことに理由なんてあるのですか?必要なんですか?」と。

 

*************************

 

いつからだろう?

われわれは、明確な理由を求められるようになった。

「なぜ?」、「その理由は?」、「その目的は?」、「なぜを5回考えて?」、etc….

 

そして、それに対して尤(もっと)もらしい答えを述べることが「賢い」とされ、その答えが経済的、合理的にメイクセンスすればするほど「頭がイイ」とされた。

 

けれど、21世紀も、それでいいのでしょうか?

 

*************************

 

近代社会の産業化(Industrialization)の過程で、因果律的世界観が広がっていった。

物事にはすべて原因と結果があり、人間の行為や判断もすべてその構図(Cause)の中で処理できるもの、しなくてはいけないもの、という人間観が助長されていった。

そうしないと、産業化を進めるための人間の組織化が進まないから?大規模生産システムの中に組み込めないから?

 

21世紀、未来はますます不確実性が高まる。

その中で、旧来型の人間観、世界観に基づく組織づくりでよいのでしょうか?

 

*************************

 

振り返って見てください、

本気で夢中になった時のことを。

子供時代、日が暮れるまで友達と遊んでいた時のことを、或いは、

青春時代、時が経つのがあっという間だった日のことを、或いは、

新人時代、チームで遅くまで議論し、翌朝のプレゼン資料を作っていた時のことを。

 

理由(Reason)なんて考えたこと、ありましたか?

やるための根拠(Rationale)なんて、考えていましたか?

 

*************************

 

でも、もしかしたら、グローバルの時代、「理由」を訊かれるかもしれない。「理由」や「根拠」の説明を求められるかもしれない。

「なぜそうするのですか?」

「目標は何ですか?」

「何を達成しようとしているのですか?」

 

その時に大事なことは、何でしょうか?

「頭」で答えること?

「心」で答えること?

 

「頭」を使えば、プライドや固定観念(思い込み・偏見)に左右される?

「心」を使えば、心の壁に邪魔される?

 

ならば、「何」で応えるのか?

 

*************************

 

ある時、気づいた。

人生には3つの笑顔(Smile)があることを。

 

楽しい時の笑顔、

面白い時の笑顔、そして、

無意識で出る笑顔。

 

中でも「無意識で出る笑顔」がイチバン。

 

*************************

 

21世紀のルネサンスにとって大事なことは、「無意識で出る笑顔」を世界中の人々に届け、共有していくこと。

 

だとしたら、そのための働き方や人間同士の関係性、リーダーシップのあり方なんかを考え直さなくてはいけない。その奥にある労働観や組織観、世界観や人間観までも問い直さなくていけない。直感的かつ論理的に:)。

 

それを可能にするのは、旧来の20世紀型オールド・パラダイムに冒されていない若者たち。ニッポンだけではない、世界中にそうした若者たちがいる。いや、誰もがその可能性を秘めている。

 

*************************

 

だから、問いかけて欲しい、

「今、現に、あなたを動かしているものは何か?」を。

「あなたを無意識の笑顔にさせるものは何か?」を。

 

人は、生きる理由(It maybe the reason I survive)を見つけた時に、はじめて気づくのかもしれない。

「言葉にならない理由」(It’s there)こそが、世界の扉を開ける「魔法のおまじない」(It’s the magic word)であったことを

 

 

 

 

 

 

*************************

 

現代は、自分に対して素直であることが、とても難しい時代。

そもそも「素の自分」なんていないのかもと思うくらい、忙しい(Busy)。

 

人は、どうすれば、「素の自分」とつながれるのだろ?

 

なぜ、に対する問題解決力をつけること?

論理的で、分析的な思考を学ぶこと?

それとも・・・

 

  • モチベーション・組織活性化
  • グローバル
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • チームビルディング

海外最前線でのコンサルティングを数多く手掛けてきたのち、2013年3月にジェイフィールに参加。これまでのキャリアの半分以上が海外。

グローバル環境下でのチェンジマネジメントや組織再編、現地幹部マネジメントや人材育成などを手掛けてきた。現在は、「日本と世界の若者を元気に」の実現のため、新たな経営の"形"と時代の"生き方"をともに考え、変えていける人・場づくりをリード。

佐藤 将(サトウ ショウ) コンサルタント

佐藤 将
対応エリア 全国
所在地 渋谷区

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