「例え話」で相手に伝える
今どきのシーズンになると、台風の発生/上陸の数が増えて、出張の多い私たちにとって、心配の種になります。
先日も、台風接近の影響で、鉄道が運休してしまい、予定通りの移動が出来ませんでした。
まるで、狙い撃ちされたかのように台風に追いかけられています。
本当に、困ったものです。
さて、気分を切り替えて、今日の”おはなし”に入っていきましょう!
今回は、「例え話」で相手に伝える について、おはなしします。
あなたの言葉が、活き活き輝いてきますよ。
メタファーを使って会話力を磨く
私は、以前、製造メーカーに勤め、設備管理、品質管理/保証、環境管理、生産革新、製造といった部署を経験しました。
そこから、コンサルタントという世界に飛び込んで、はや18年。
長くも短くも感じる、今日この頃です。
そして、最近になって、よく考えることがあります。
それは、「この18年間で、成長を遂げたことってなんだろう?」です。
まあ、いろいろと思い浮かんでは来るのですが、最近特に感じているのが、「メタファー」です。
「メタファー」とは、比喩という意味です。
ひらたく言えば「例え話」のようなものでしょう。
例えば、問題解決の時「迷路にはまった」とか「出口は近い」など、迷路や出口など問題解決には、実際関係のないコトですが、この「例え」で、相手の理解を促したり、感情共有を醸し出したり、気付きを与えたりする事のできる表現です。
「メタファー」は、チームビルディングや問題解決などの、コミュニケーションやダイアローグを円滑に進めることができるので、私も、よく使っています。
例えば、品質不具合が連続して起きてしまったとき
お客様が、どのように困ってしまうのか?など、物語風に伝えます。
すると、その物語の中から、登場人物の感情や悩みなど、話しを聞いた人が汲み取り、疑似体験を促せます。
以前のブログでも紹介した疑似体験ですが、「自ら感じて、考える」ことを促すことができるので、理解度が向上したり、行動を促すことができます。
また、チームで新しいアイデアを考える時にも「メタファー」は、効果を発揮します。
「メタファー」を多く使うことで、話の根幹は同じであっても、人それぞれの感じ方があり、その感じ方の違いを「話す」ことで、新たな「道順」を見つけ出したり、「枝分かれ」した、プロセスなど、発想を促すことができます。
最近では、ヒヤリハットのお話をするときにも、「メタファー」を用いる様にしています。
「例え話」を伝えながら、「何かを感じ / 何かを思い」そして、思考を促すことで、ヒヤリハットの背景にある、意識や行動に注力し、安全行動に繋げることができるからです。
「メタファー」力を身に付ける
この「メタファー」力を身に付けるには
・読書力
・発想力
・情報整理力
を高める必要があります。
私が担当するリーダー研修では、三つの能力を高めるためのコンテンツを組み込むようにしています。
そして、私は、こんな「言葉」を使って、「メタファー」をスイッチも入れるようにしています。
「たとえばさ~」
「言い換えると~」
「例えなんだけどね!」
この言葉を自ら発することで、「メタファー」スイッチが不思議と入ります。
相手の思考を刺激する「例え話」
簡単な「例え話」を使って、相手に伝えてみませんか?
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等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
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問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。
坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 港区 |
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