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教育トレーナーとして意識しておくこと

人材教育とモチベーションは表裏一体

もし、あなたが社内 教育トレーナー を任されたとき、何を意識してコンテンツを決めたり、伝え方に工夫をしていますか?

私は、『力量』という言葉の意味を意識しながら、コンテンツ決めや伝え方に工夫を加えています。
社内教育を任された時、注意をして欲しいポイントについておはなしします。
あなたが教育訓練のトレーナーの立場になったとき、何をどのように教えれば良いのかが解ります。

そもそも、力量とは「知識+技能+モチベーション」の複合体を指します。
知識とは、その仕事の内容や、やり方を”知っている”ということ。
技能とは、その知識を実際に”できる”ことを指します。

どんなに知識があったとしても、それができなければ意味がありませんし、それができたとしてもやることの意味や目的を理解していなければ、作業を任せることができません。

また、知識と力量があったとしても、その作業に対するモチベーションも高くなければ意識や集中力が損なわれるため、モチベーションの高揚と維持方法についても、その力量に含まれています。

モチベーションを維持する要因

インハウスセミナーで、社内 教育トレーナー を育てる「トレーナーズトレーニング」を開催すると、「やり方を伝えて、本人ができる様になれば良い」というレベルで、部下や後輩を教育するといった方が少なくありません。

しかし、これでは相手が力量を会得したということにはなりません。
力量では、モチベーションの高揚と維持の方法についても伝えなければならないのです。

たしかに、知識と技能さえあれば、その仕事はできます。

ただ、意識が途切れたり、集中力が途切れたとき、そのようにそれをもとに戻したり、維持し続けるための”意味づけ”を伝えなければなりません。

仕事のモチベーションを維持するには、いくつかの要因が指摘されています。
その中でも、特に私が用いている要因が「納得モード」という人の意識付け戦略です。

「納得モード」は、相手に何かを教えるとき、その相手毎にモチベーションが高揚したり維持しやすくなる教え方といっても良いでしょう。

相手のタイプを知ることでモチベーションを高揚させる

人には、モチベーションを変革させる”きっかけ”として、4つの意識付けがあります。その4つとは

【回数重視型】
数回同じことを繰り返し説明を受けることで、モチベーションが高揚したり、維持されるタイプ。

【期間重視型】
ある一定の期間を通じて、その作業内容を説明されることで、モチベーションが高揚したり、維持されるタイプ。

【直感重視型】
あまり、細かく説明せず、自らの気付きを繰り返すことで、モチベーションが高揚したり、維持されるタイプ。

【疑心型】
説明を受けても、なかなか納得せず、自ら試し、自ら成果を出すことで、モチベーションが高揚したり、維持されるタイプ。

このように、人によって好む”教えられ方”が存在するのです。

そして、教えられ方の好みとあなたの伝え方がマッチすることで、相手のモチベーションに影響を与えることができるのです。

・知識の会得
・技量の会得
・モチベーションの高揚

人材教育とモチベーションは表裏一体。
相手のタイプに合ったトレーニングを実施してみませんか?

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。

坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー

坂田 和則
対応エリア 全国
所在地 港区

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