結果速報【第3回全国1万人従業員エンゲージメント調査 】10

株式会社アジャイルHRと株式会社インテージが共同開発し、東京大学と共同研究を行った「A&Iエンゲージメント標準調査」の全国調査を実施しました。2023年、2024年に続き、今年が第3回となります。その結果からわかった、日本における従業員エンゲージメントの実態について、数回に分けてお届けします。
前回のコラムはこちらからご覧いただけます。https://jinjibu.jp/spcl/keiji-matsuoka/cl/detl/6070/
4.人材投資、DX、リモートワーク、リスキリングとの関係
■人材投資に積極的な会社ほど従業員エンゲージメントが高い
2025年の調査では、昨年同様にリモートワークとエンゲージメントの関係について調査を行いました。また新たに、人材投資、DX、リスキリングとエンゲージメントの関係についても調査すべく、設問を追加しました。
以下の図は、「私の働いている会社の経営陣は、人材投資(教育や福利厚生の充実、職場環境の整備など)に対して積極的に関与している」への回答別の従業員エンゲージメントを表しています。

質問:「私の働いている会社の経営陣は、人材投資(教育や福利厚生の充実、職場環境の整備など)に対して積極的に関与している」
経営陣が人材投資に積極的に関与していると思われている会社ほど、従業員エンゲージメントは高い傾向が見られます。
人的資本経営が重要視されるようになってから、人材投資に積極的な企業が増えてきています。今後は、職場の環境を整える「働きやすさ」だけではなく、企業に属する人達が「働きがい」を感じることができる環境を作ることがより重要になっていくでしょう。
次回は、DXとエンゲージメントの関係に関する調査結果をお届けします。
このコラムを書いたプロフェッショナル
松丘啓司
株式会社アジャイルHR 代表取締役社長
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。

松丘啓司
株式会社アジャイルHR 代表取締役社長
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。
得意分野 | 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、マネジメント |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 港区 |
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速報!2025年版【全国従業員エンゲージメント1万人調査】~人材投資、DX、リスクキリングとの関係性とは?~

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