無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

女性活躍の推進策

女性活躍の推進策
"女性活躍"の本質は「女性のため」ではなく、「企業の持続的成長のため」に取り組む


女性活躍を考えることが多様な働き方(ダイバーシティ)を受け入れる第一歩


女性活躍が推進される真の目的とは

さて、"女性活躍"と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
「私は女性活躍を推進していく事が多様性を受けれ入れていく一つのきっかけづくりである」と考える。

我が国における労働力人口(15 歳以上人口のうち,就業者と完全失業者を合わせた人口)は2020年をピークに、40年後には現在の約4割まで減少すると言われている。企業がこれまでと同様の生産性を向上させ、持続的成長を実現するためには一人ひとりの生産性向上と労働力の確保が必要不可欠である。
そのような社会的背景から労働力を確保するため、少数派の方々(ジェンダー、ハンディキャップ、国籍、文化、介護、宗教、高齢者など)の働き方について考えて行く必要性は今後益々高まっていくと推察される。
逆に女性が活躍できる職場を作り出せないという事は今後更に多様性を増す、文化的属性(宗教、国籍など)や社会的属性(ハンディキャップ、介護など)を受け入れられる職場環境作りも難しく、結果的に人材不足が招き生産性低下・業績不信に繋がると言わざるを得ない。

次項ではの女性活躍を進めていく上で重要な3つのポイントを紹介する。


女性活躍を推進していく上で、成功へ導く3つのポイント

1.過保護男性社員に陥らず、人材育成の視点で向き合う
男性社員が女性社員に対して必要以上に優しく接しているケースは多くの企業でみられる。 例えば以下のような考えはないだろうか。

・育児休暇復帰後、子育てが大変だろうから安易な業務を任せる。
・女性社員はきっとハードな仕事をやりたがらないので、任すのはやめておこう。
・能力はあるけどきっと管理職をやりたがらないだろう。
など

これらは全て、無意識なバイアス(アンコンシャス・バイアス)や固定概念によって、女性のキャリアに制限をかけてしまっている。 重要なのは人材育成の観点で部下と向き合い、対話を通じてキャリアや仕事との関わり方について互いが認識することである。 つまり女性活躍を阻んでいる原因が女性自身にあるのはなく、管理職の誤った認識によって起こってい無いか見直していただきたい。

2.女性社員が自身を持てる仕組みづくり
昨今女性の社会進出が進み、2000年以降の女性の就業者数は200万人以上増えている。 しかし女性社員が少数派である職場はまだまだ多く、会議の場で発言を躊躇してしまう事や、 自分が唯一無二のロールモデルである事にプレッシャーを感じ、真の能力を発揮できないケースが見受けられる。 つまり、女性が点在している職場環境において自己主張することが難しいため、これまでの女性イメージの枠に自分を当てはめてしまい、結果的に自分らしさを出せないという事が起こっている。
ここで大切なのは女性管理職(女性社員)を一人せず、サポートする体制を整える事が大事である。自身の組織に女性が少数であり、伸び悩んでいる場合には女性個人の問題として片づけず、組織のあり方に問題がないかという視点で見返していただきたい。

3.現場の声を吸い上げる仕組みづくり
様々な経営者や人事担当者とのディスカッションを通じてよく耳にする言葉は「既に女性は活躍してくれている」という事である。しかしいざ現場の女性社員に話を聞くと様々な不安・不満を抱えながら仕事をしている。つまりトップが憶測で問題を解釈しており、問題の本質を見誤っているケースである。
まずは現場で働く女性社員が仕事を進める上でどのような事に悩んでいるのかを正確に捉えて行く必要がある。ある企業では女性社員で構成されたワーキンググループを作り、定期的に経営層へ現場の想いを伝える場を設けている。
トップダウンとボトムアップを上手く組み合わせながら進めていく事がポイントである。 現状、現場社員の意見を聞く機会が取れていない場合は、まず簡単なインタビューを行い課題を抽出していく事から行っていただきたい。


最後に伝えたい事

ここまで女性活躍を進めていく上でのポイントについて紹介させていただいたが、何よりも重要な事はトップが主体的に「なぜ女性活躍に取り組むのか」というあるべき姿(ゴール感)を自社なりに明確にし、コミットし続ける事である。
その結果が冒頭にも記載している通り「多様性を受け入れ、誰もが(男女関係無く)活躍できる組織の醸成」へのきっかけに繋がる。ぜひ、社員の"働き方"を再定義し、スモールスタートでも何か一つ取り組んでいただければ幸いである。


※本コラムは山中が、タナベコンサルティングの経営者・人事部門のためのHR情報サイトにて連載している記事を転載したものです。

【コンサルタント紹介】
株式会社タナベコンサルティング HRコンサルティング事業部
HR大阪本部
山中 惠介

総合ファッション企業で人事労務・採用・育成等のHR領域の実務経験後、当社へ入社。現場での実務経験を活かし「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事の構築とクライアントに寄り添うコンサルティングを信条としている。社員が継続的に活躍・成長していく仕組みづくりを中心に、組織における人材育成・人材活躍も支援している。

主な実績
・大手小売業向け人事制度構築コンサルティング
・製造業向け退職金制度再構築コンサルティング
・建設業向け定年延長制度設計コンサルティング
・飲食業向け人事制度構築コンサルティング

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • キャリア開発

創業60年以上 約200業種 15,000社のコンサルティング実績
企業を救い、元気にする。皆様に提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

強い組織を実現する最適な人づくりを。
企業において最も大切な人的資源。どのように育て、どのように活性化させていくべきなのか。
企業の特色や風土、文化に合わせ、組織における人材育成、人材活躍に関わる課題をトータルで解決します。

タナベコンサルティング HRコンサルティング事業部(タナベコンサルティング コンサルティングジギョウブ) コンサルタント

タナベコンサルティング HRコンサルティング事業部
対応エリア 全国
所在地 大阪市淀川区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

会社とメンバーの思いを繋ぎ、チーム成果を高めるリーダーの役割

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「会社とメンバーの思いをつなぎ、 チーム成果を高めるリーダーの役割」 について一緒に考えていきたいと思います。...

2024/11/26 ID:CA-0005735 リーダーの心得