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[プロフェッショナルコラム]

子育て3.0の時代に

女性向けの研修を行っていて感じることがあります。
「これからの働き方を考える研修」や
「仕事と育児の両立を考える研修」などですが、
そこで出てくるテーマが、会社や社会の制度を使って、
どのように両立することができるのか。はたまた、
何が大変でどのように乗り越えたのか、という話。

その中でとても不思議なのが、パートナーがほとんど
登場しないということ。

会社や社会の制度は使うけれども、パートナーには何も
求めていないのではないかという事実なのです。
まあ、週1回のお迎えや家事を少し手伝ってもらうくらいは
出てきますけどね。
これはみんなの意識を変えていかないといけないんだろうなと
感じるのです。

ここに至るまで大きく二つの段階を経てきています。

まず子育て1.0の時代。
この時代はサラリーマンは専業主婦が当たり前で、育休や
時短勤務など何も制度がない時代。この世代を生き抜いて
きた女性は今50代半ば以降ですね。
次が子育て2.0の時代。つい最近までがこの時代で
制度が整い、両立が可能になった時代。
で、多くの人がこの時代の価値観を引きずっているのです。
そして子育て3.0の時代。
男性の本格的な育児、家事参加時代。
仕事と育児の両立は女性だけが考えるのではなく、
イコールパートナーとして、男性も一緒に考える時代に
なってきたのです。

そのためには何をしたらいいのか。実はイクメンでは
遅いのです。子供ができてから家事参加、育児参加を
始めるのではなく、結婚するときに平等に家事を分担して
おかないともう遅い。子供が生まれて大変なのに、
パートナーがモタモタ食事の準備をしていたら、、、。

時代って変わっていくのですね。

【今週の1冊】

「行動経済まんが ヘンテコノミクス」
2017年 マガジンハウス 原作 佐藤雅彦+菅俊一
画 高橋英明

今年はいくつか経済学の本を読んでいますが、
その総まとめとして探していて見つかったのがこの本。
「損失回避の法則」「保有効果」「同調行動」など
23の行動経済学のテーマがまんがで紹介されています。

なるほどなぁと簡単にずんずん読めるので、行動経済学を
理解するにはとてもわかりやすい。
ほんと、人間って合理的な行動をしない生き物なのですね。

経済学と心理学の融合が行動経済学だと思うのですが、
他にもいくつかの学問(専門)を組み合わせることで
知は深まると思うのです。

語学と地理は繋がっているし、天文学と宗教も(たぶん)
際(キワ)とか重なりは面白いですね。

コラム執筆者
岩野 敬一郎
株式会社アクシア 代表取締役
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します

「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。

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