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【ヨミ】シーエイチオー CHO(Chief Health Officer/健康管理最高責任者)

「CHO」とは、チーフ・ヘルス・オフィサー(Chief Health Officer)の略語で、組織が従業員の健康増進に向けて取り組むための最高責任者のことです。近年、従業員の健康状態を経営課題の一つと捉え、マネジメントしていく「健康経営」が注目されていることを背景に、健康管理のプロフェッショナルを経営トップの一人として迎え入れる事例が増えています。健康経営の取り組みは組織によって異なりますが、CHOはそれらの取り組みを統括する役割を担います。
(2018/7/13掲載)

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CHO(Chief Health Officer/健康管理最高責任者)のケーススタディ

健康経営の実行力を高める、CHOの役割

近年、多くの企業で注目される「健康経営」。経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」などの後押しもあり、従業員の健康増進に向けた施策を行う企業が増えています。

しかし、「他社が取り組んでいるから」という理由だけで健康経営を始めた結果、取り組みが形骸化し、ノウハウやリソース不足により運用がままならなくなってしまうケースは少なくありません。健康経営を成功させるカギとなるのは、企業として従業員の健康増進に取り組む目的は何なのか、それによって何を目指すのかを、社内に向けて明確に発信すること。そして、その施策を誰が主体となって進めていくのかを、明らかにすることです。

ロート製薬株式会社では、2014年、取締役副社長兼CHO(最高経営責任者)として、ジュネジャ・レカ・ラジュ氏が就任。日本初のCHOとなりました。同社ではそれまでにも健康増進に向けた取り組みを進めていましたが、改めて「健康」を経営の柱とし、社内外での取り組みを強化するために、経営陣自らがコミットし、メッセージを発信したのです。

また、インターネットサービスなどを手掛ける株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)では、代表取締役会長である南場智子氏がCHOを担っています。2016年1月、社員の健康をサポートする専門部署であるCHO室を、南場氏直轄の部署として設立。食事・運動・睡眠にまつわるセミナーや健康への取り組みに関する情報発信を行っています。経営層がCHOを名乗ることで、健康経営実践への本気度がうかがえる事例です。

CHOのポジションを取り入れている組織は、まだ多くはありません。しかし、健康経営はその名の通り「経営」の一環。影響力やスピード感をもって社内の健康増進を加速させる存在として、今後さらにCHOに対する期待は高まっていきそうです。

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