エコ通勤
エコ通勤とは?
CO2(二酸化炭素)の排出量を抑えるために、自動車を使わず、徒歩、自転車、公共交通機関などで通勤することを言います。
徒歩・自転車通勤には月1000円の手当支給
ヤマハ発動機のユニークな環境への取り組み
地球温暖化が大きな問題となっています。その原因の一つが温室効果ガスであるCO2の増加です。CO2は私たちの呼吸によっても発生しますが、環境への負荷が大きいのは、言うまでもなく、化石燃料(石油、石炭など)を燃やすことによって発生する分です。
大気中のCO2はこの100年で急増しました。それはとりもなおさず、経済の発展が化石燃料に依存してきたことを示しています。原子力や風力などの利用も進んでいますが、今のところ火力発電なしにはすべての電力消費を賄うことはできません。また、自動車がなければ物流はストップして大変なことになります。
しかし、このまま温暖化が進めば、私たちの生活や健康など広範囲に悪い影響が出てくることは必至です。そこで、企業や自治体でも、身近なところから自主的にCO2を削減していこうという動きが出てきました。
金沢市では、毎月最終金曜日を「エコ通勤デー」とする活動を一昨年10月から始めました。この日は、市職員が自発的に、通勤手段をマイカーから公共交通にしようというものです。また、ヤマハ発動機では、この1月から「徒歩通勤手当」の支給を始めるそうです。これは、直線距離で2キロメートル以上を徒歩または自転車で通勤する場合、月額1000円を支払うというものです。
環境問題というと何かか大きな取り組みをしなくてはならないイメージがありますが、企業として、できることはいろいろとありそうです。
用語の基本的な意味、具体的な業務に関する解説や事例などが豊富に掲載されています。掲載用語数は1,400以上、毎月新しい用語を掲載。基礎知識の習得に、課題解決のヒントに、すべてのビジネスパーソンをサポートする人事辞典です。