退職代行とは|使われたときに人事がすべき対応を解説 退職代行とは、従業員本人に代わり、退職の意向を会社に伝えるサービスのことをいいます。従業員が自ら退職する意向を会社に伝える行為は、労働者の一方的な意思により労働契約を解消する「辞職」に該当します。ひと昔前は、賃金未払いなどのトラブルを抱えるケースで、...
新卒入社後3年以内に離職しなかった若手社員を対象にした調査 新卒として入社した企業での勤務が4年目を迎えた日本全国の若手社員600人(男性:300人、女性:300人)を対象に、新卒入社後3年以内に離職しなかった理由などを尋ねる調査を実施しました。
ハッカズーク・鈴木仁志さん:「アルムナイ」に取り組むことで退職による損失を減らす 卒業生、同窓生を意味する「アルムナイ」。企業と、退職した個人との新たな関係を、クラウド型システムやプロフェッショナルサービスによって築いているのが株式会社ハッカズークです。「会社の辞め方、辞められ方が変われば、アルムナイがもっと当たり前の世の中になる...
エグジットインタビュー(退職前面談)とは――損失を利益につなげるためのポイント 「エグジットインタビュー(Exit Interview)」は、従業員が退職する際に行われる面談のこと。人事部や外部機関によって実施されることが多く、退職理由や従業員エクスペリエンスについて聞くことで、自社の状況を知り、改善につなげていくことを目的とし...
成長産業への労働移動に対する重すぎる期待?構造的賃上げの現状と課題3 「構造的賃上げ」を目指す労働市場改革の議論が着々と進められている。政府の新しい資本主義実現会議は5/16に三位一体の労働市場改革の指針を決定した。4月に同会議から示された「方向性」と同様に、能力向上支援やジョブ型雇用、転職の活発化などが掲げられている...
自己都合離職の失業給付はどうあるべきか?構造的賃上げの現状と課題2 4月12日、政府の「新しい資本主義実現会議」にて、厚生労働省が示した資料では、人材の育成・活性化や円滑な労働移動を促進することで構造的な賃上げを実現していくと説明がなされている。本稿では自己都合離職の失業給付について分析していく。
転職者/非転職者の賃金格差は縮小したのか?~「構造的賃上げ」の現状と課題1~ 4月12日、政府の「新しい資本主義実現会議」にて、厚生労働省が示した資料では、人材の育成・活性化や円滑な労働移動を促進することで構造的な賃上げを実現していくと説明がなされている。本稿では日本における賃金の増える転職の動向について分析していくこととした...
米国の大量自主退職と人材危機 2021年後半から顕著になった米国における「大量自主退職」。2008年9月に米国の投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界的な金融危機(リーマンショック)が起こった頃から、自発的離職者数は減少し始めた。そして経済が回復するにつれて、自発的離職者...
ファーム・スペシフィック・スキルとは――意味と時代に合わせたスキルの重要性 ある企業の中でしか通用しない固有のスキルを「ファーム・スペシフィック・スキル(Firm specific skill)」と呼びます。どんな仕事や職場でも活用できる汎用性の高いスキルを「ポータブルスキル」と呼びますが、それとは対をなすものです。例として...
キャリアシフトとは――意味やキャリアチェンジとの違いを解説 「キャリアシフト」とは、これまでのキャリアと類似性がある仕事で、過去の経験を活かしながら新しい領域にチャレンジすることです。まったく未経験の仕事に挑戦する「キャリアチェンジ」は、一時的にでも年収が下がることが多く、新しい仕事や環境に順応できなかったと...
情報の粘着性とは――意味や情報共有のポイントを解説 ある場所にひもづいた情報を、他の場所に移動させることが困難なとき、情報の粘着性が高いと表現します。顧客や現場から得られる内容の濃い情報はなかなか共有されず、外部に出回りません。情報が複雑で、量が多く、暗黙知であるほど粘着性が高くて獲得が難しいため、そ...
オフボーディングとは――意味や退職体験を向上させるための施策を説明 「オフボーディング」とは、従業員が退職の意思表明をしてから退職するまでの一連の体験を向上させるための施策のこと。新入社員が入社する際の手続きや教育などの体験を向上させるための施策は「オンボーディング」と呼ばれており、“オン”ボーディングの反対の意味合...
離職票とは――離職証明書・退職証明書との違い、発行手順を解説 従業員が退職するときに必要な書類の一つに「離職票」があります。離職票とは、従業員が退職したあとに雇用保険による失業給付(基本手当)を受けるため、ハローワークから発行される書類です。雇用保険法第7条では、事業主に離職票の発行に必要な届出を行うことが義務...
部下からの退職願いに上司がとるべき行動と避けるべき行動―職場のモヤモヤ解決図鑑【第15回】 ある日、目をかけていた部下の佐藤さんから退職を告げられた志田さん。突然のことに動揺してしまい、その後職場でも気まずい雰囲気が流れてしまいました。退職は、本人はもちろん会社にとっても大きな出来事です。会社側の対応一つで、退職者との関係性ががらりと変わっ...
利用者急増!退職代行会社等が関与する場合の留意点 最近、本人に代わって退職の手続きを行う「退職代行業者」が話題になっています。もし、従業員から退職代行業社を通じて退職届が出されたら、どのように対応すればよいのでしょうか。実際の例を紹介しつつ解説します。
円満退社 「円満退社」とは、会社に就業していた労働者がその職を退く際、使用者との労働契約を双方の合意のもとに解除することをいいます。本来、そうした労働契約解除の形態を指す言葉ですが、より一般的な解釈としては、これまで勤めてきた職場の上司や同僚などにも納得・理解...
イグジット・マネジメントとは――意味、個人と組織とのよりよい関係解消に必要なことは 「イグジット・マネジメント」(Exit Management)とは“組織の出口(exit)管理”を意味します。組織の健全な新陳代謝を促すために、雇用の入口にあたる採用の一方で、出口に相当する退職などの個人との関係解消についても戦略的に計画・管理する人...
競業避止義務とは――退職者に競業禁止を求めるには就業規則だけでなく法的根拠が必要 「競業避止義務」とは、労働者は所属する企業と競合する会社・組織に就職したり、競合する会社を自ら設立したりするなどの競業行為を行ってはならないという義務のことです。一般に在職中は、労働契約における信義誠実の原則にもとづく付随的義務として競業避止義務を負...
追い出し部屋 「追い出し部屋」とは、会社が募集する希望退職に応じないリストラ対象社員を集めて、自己都合退職に追い込むといわれる部署の通称です。業績の不振から大規模なリストラを進める大手電機メーカーを中心に設置されているといわれ、2012年12月に朝日新聞がその存在...