採用面接を突破するために希望年収を遠慮して言えばいい? 採用面接といえば人事部が一手に引き受けてやればいい? 以前は、面接といえば「人事部」が行うものと決まっていた。しかし、最近の面接は、考えてみるとほとんどの場合、「採用する部門のマネジャー」が会っているようだ。もともとは外資系企業から始まった「採用する部門に人事権がある」という図式が、日本企業にも確実に浸...
自分でなければできない仕事をしている人は転職も簡単、というわけにはいかない 採用方法に工夫を凝らせばいい人材の獲得は間違いなし、というわけにもいかない 希望の企業に転職が内定しても、入社前には、もう一つの大仕事が待っている。それが「退職の手続きと引き継ぎ」だ。しかし、実際の引き継ぎにどれくらいの期間が必要なのか。初めての転職の場合は意外と読めないことも多い。また、重要な役職を任されているようなケース...
紹介会社の勧める企業はコンプライアンスも大丈夫、というわけにはいかない 転職理由を正直に話してくれる優秀な人材は即採用、というわけにもいかない 入社前にじっくり情報収集をし、代表者をはじめ何人もの社員たちと話し合って、十分な手応えを感じて選んだ転職先の企業。ところが、実際に入社してみると、やはりいろいろな違和感やカルチャーショックがあるものだ。細かい社内の習慣や制度なら、少しずつ慣れていくし...
仕事さえできたら年齢は問わない、というわけにはいかない 前向きな転職なら繰り返しても大丈夫、というわけにもいかない 欧米では職務経歴書(Resume)に写真も貼らなければ、生年月日など年齢がわかる項目も書かない。業務を遂行する能力に、年齢や性別は関係ないという考え方が浸透しているためだ。日本でもこの流れを受けて、募集要項から対象年齢の表示などを外す企業が増えてきて...
企業・人材・紹介会社の「転職」三角関係 ミスマッチを生む「スピード対応」と「スカウト自慢」 企業と個人の面接を、よく結婚のお見合いになぞらえる。間をとりもつ人材紹介会社は、いわば仲人ということになるが、結婚相手を決めるお見合いと、企業が人材を採るそれとでは、似て非なるところもある。たとえば結婚のお見合いで、たった1回会っただけなのに「答えを...