ニューノーマルの時代、人材は新たなスキルを求められている。
COVIT-19は、日本の職場や人材教育に関する課題を浮き彫りにし、、新たな「ニューノーマル時代」に求められる、人材像やスキルも大きく変わっている。
例えば、私が新人研修でお教えしているのは、単なる知識の習得でなく、
「その仕事を通じて、自分が今、どのようなスキルを身につけており、それが将来何の役に立つのか?」を考えながら仕事をするという、具体的なスキルアップ・キャリアアップの方法だ。
例えば、COVIT-19の影響で、その部署の業務、いや、仕事や業界自体がシュリンクしてしまうことさえ予想される状況下において、自分自身の持つスキルを応用しながら、新しく配置された部署、職場、業界で、いかんなく力を発揮するためには、漠然と仕事をするのではなく、「今、どんなスキルを身につけ、活用しながら仕事をし、それは、他のどのような場面・部署・業界で役に立つのか?」を自問自答しながら、貪欲に仕事をこなすパワフルさが必要なのだ。
これは、新人に限ったことでなく、マネジメント者にも同じことが言える。
ちなみに、私の友人には、元外資系ホテルのマネージャーで、今は、システム会社のプロジェクトマネジメントを手掛けている女性がいる。彼女曰く、「業界は変わっても、私が仕事で活用している自分のスキルは、同じよ!」という。
まさに、ニューノーマルの時代、こうした、自身のスキルを捉え方自体が、これからの時代に求められる人材の新たなスキルであろう。
そして、こうした、本質的な問いを常に自分自身に問いかけながら、激動の時代を生き抜く知恵が必要だと感じている。
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全能連マネジメントアワード「コンサルタント・オブ・ザ・イヤー」を受賞!暗黙知を形式知化するナレッジマネジメントで計1500社の人材育成に貢献
ジョブ制・テレワーク導入が急速に進ぬ中、人材のノウハウ・ナレッジの見える化・企業や組織での共有化・蓄積は必須です。
仕事ができる人材の思考プロセスを見える化・形式知化し、人・チームの育成に活用即戦力化します。特許庁、経済産業省の業務も受託。
田原 祐子(タハラ ユウコ) 株式会社ベーシック代表取締役(社会構想大学院大学教授)上場企業社外取締役監査等委員
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