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若い世代が見ているものとは?

こんにちは。石田淳です。

前回、「自分から声をかけることをしない上司」のお話をしました。
「自分の職場にもそういう風潮がある」とお感じになられた方も多かったのではないでしょうか。

「若い新入社員が積極的に絡んでこない」
「何か相談事があっても抱え込んでいる」
「話をしていても声が小さい」
「挨拶をしない」
など、今の若い世代に対して年輩のビジネスパーソンが不満に思っていることは多々あるようです。

しかし、多くの人が重要な事実を見逃しているように感じます。
それは、若い人は、こちらを見ているということ。
「近頃の若い世代は……」と年輩社員が嘆くように、相手も「近頃の年輩社員は……」と、ベテランの行動を見てさまざまな感想を持っているのです。

つまり、悪い意味で「上司の背中を見て育つ」ということ。

「挨拶をしない」
「積極的に会話をしない」

新しい職場に緊張を持っている若手社員。
それなのに「話しかけるのは部下から」と上司が勝手な常識を持っていたら、
状況はいつまで経ってもそのままです。

別に口うるさく、しつこくするわけではありません。
1日1分でもいいので、相手に「何か困り事はないか?何かでつまずいていないか?」を確認しましょう。
上司が自分のほうからアプローチすることによって、
相手は「どんな行動が望ましいのか」を学習していくでしょう。

当然これは「社員と打ち解けよう」「好かれよう」という精神的な話ではありません。
「職場コミュニケーションは接触の頻度が大切」という考えにもとづく、
科学的なマネジメント手法なのです。

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング

米国ビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を、日本人に適したものに独自手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」を日本で初めて確立。

「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。

石田 淳(イシダジュン) 株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長

石田 淳
対応エリア 全国
所在地 港区

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