外務省「官民合同テロ・誘拐対策実地訓」に参加
「危険な道を歩く時の荷物の持ち方」
「レストランではどこに座るか、危機の予兆にはどのようなものがあるか」
「テロリストに襲われたらどう動くか」
「万が一捕まってしまったら、命を守るための動作はどのようなものか」
以前のコラムで外務省が海外進出企業が武装集団に襲撃されることを想定したテロ対策訓練を実施したことを紹介したが、私も機会を頂き、実際に参加してきました。
※ちなみに、「危険な道を歩く時の荷物の持ち方」の正解は「大事に抱えること」ではありません。
講師には海外で本邦企業を支援している、元自衛隊の幹部やアメリカ海兵隊の方などがそろい、訓練とはいえ、大きな声だけでなく、銃声の響く中で参加者がほふく前進を行ったり、自動車で移動中やレストランにおけるテロリスト襲撃での対応をする等、リアルな状況設定の下で行う体験型の研修でした。
災害大国の日本では、地震などへの備え・防災訓練は教育現場はじめ広く浸透しており、いざという時に「身体で反応する」ように訓練されているが、ナイフ、銃や爆弾などによる強盗やテロへの備え・訓練はほとんどないため、いざというときにフリーズせず、どう行動するか(そもそも、いざという状況に陥らないためにどうするか、が大事だが)、身体で覚えておくことは大変有用です。
地政学リスクが高まり、海外駐在員の安全確保が今まで以上に重要になっている時代に、我が国政府主催でこのような合同訓練を行うことは企業ニーズに合致したものであり、研修中に繰り返し伝えられた「自分の身は自分で守る」は本当にその通りで、オンライン研修 グローバルマネジメント基礎講座~リスク管理編~で駐在員を支援している弊社としても大変同意することが多い研修でした。
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次世代リーダー育成をはじめ世界で通用する人づくり、組織づくりをテーマに活動。グローバル経営、外国籍社員の活用/ダイバーシティマネジメント等。
「企業と人材」「賃金事情」「人事実務」「労政時報」「人事マネジメント」「グローバル経営」寄稿、「外国人社員の証言 日本の会社40の弱点」(文藝春秋)。政府会議有識者、大学講師、防災士、富士スピードウェイ走行ライセンス所持、グリーフケア勉強中
小平達也(コダイラタツヤ) 株式会社グローバル人材戦略研究所
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 港区 |
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