改善成果が出るチームの勝ちパターンとは?
改善とその成果を連発するチームの勝ちパターンとは?
先日、インハウスセミナーで「職場のムダを半分にする」という実習を開催しました。
その内容は、物作りや管理の職場から挙げられた6つの課題を、
6つのチームがそれぞれ担当し、2.5日という短い期間で取り組む実習です。
この課題に挑むチームは、チームビルディング・問題定義・問題分析・改善の座学をすでに学んだ状態です。
もちろん、与えられた期間内に想定以上の成果を連発という結果を出してくれました。
そして、それぞれのチームを観察していると、改善の流れにあるパターンが生じることに気付きます。
やってみながら考える。
改善のアイデアが次々あふれ出します。
最初は課題の理解から
各チームが最初に行うことは課題の理解からはじまります。
課題を抱える職場へ行き、その仕事に従事する人から具体的な内容をヒアリングします。
そして、そのヒアリング内容をベースにチャンクダウンを行います。
チャンクダウンとは、「大きな固まりを小さく分ける」という意味があり、ここでは課題内容を分析し、要素ごとに分けながら『問題定義』を進めます。
この問題定義は、改善活動をチームで進める場合、同じ目的を目指すために必要な大切なこと。
もし、目的がバラバラになっていると、チームとしての能力を発揮できなくなります。
とりあえず行動してみる
意識すべき目的が定まると、次に行うことは行動です。
具体的には、課題を抱える現場へ行き、改善のイメージを膨らまします。
そして、イメージに向けモノの配置を変えてみたり、必要な棚や台車などを制作しはじめます。
この時、会議室にこもって議論をするチームもしばしばありますが、会議室にこもるチームより、現場で「とりあえず改善してみる。」といった行動をするチームの方が、多くの改善アイデアが湧き上がるようです。
もちろん、この間にブレインストーミングが繰り返され、描いた改善イメージにも常に修正が加わります。
そして、この修正が繰り返されることで、より高い成果を生み出します。
高いコミュニケーション力を会得したメンバー達だからこそ生み出すチームワークです。
中には、その課題(問題)そのものを廃除する改善を達成したチームもありました。
①課題のチャンクダウン
②体を動かしながら考える
③良好なコミュニケーションを意識し続ける
やってみながら考える。
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問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。
坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 港区 |
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