未経験エンジニアにPython実践試験をお勧めする理由
11月29日からPython実践試験が開始されました。私どもの手元に11月分の受験結果が届きましたので、簡単に受験された方の反応をお伝えします。
実践試験を受験される方のPython経験ですが、受験された方の6割がPythonを実践で使用したことがない方、多くはJava、C/C++の経験者の方でした。この方々は、Python基礎試験、またはデータ分析試験に合格され、次の学習目標として実践試験の合格ということを上げられたのだと思われます。実際に、12月の基礎試験やデータ分析試験の合格体験記にも次の目標に実践試験の合格を上げている方が多いです。
当協会としても実践試験の合格がPythonを実戦で使用するうえで必要な知識レベルの理解と定義しているので、実践試験の合格を目標としていただくのはとても嬉しいところです。
Python実践試験はその名の通り、Pythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験ですので、Pythonを仕事で使う人に抑えてほしい技術を問う試験ということなのです。
繰り返しになりますが、11月の実践試験の合格者の6割の方が、他の言語での実践経験があり、Pythonが未経験という方です。彼らが、主教材である「Python実践レシピ」で学習して合格されているので、この方法がPython未経験エンジニアの実践試験合格方法の一つのパターンになると思っています。
実際、実践試験は主教材も試験問題もかなり高品質であると感じております。実践試験と主教材である「Python実践レシピ」はPythonを仕事で使う上での重要な仕様やライブラリ全方位的に抑えているので、エンジニア経験がある方が学習すれば、短期間にて仕事でPythonがつかえるようになるはずです。
来年の4月以降、Pythonのビジネスを拡大される企業も多いと思います。短期間でPythonエンジニアを育成される方法としてご検討いただければ幸いです。ちなみに書籍を読むより研修コースに参加するほうが合格率も高いうえにより短時間で合格できますので、お急ぎの方は認定スクールのPython研修コースを受講されるとよいと思います。
最後に、実践試験を受験された方のコメントで印象に残ったお言葉がありましたので、最後にその方のお言葉を紹介します。「最近のプログラミング学習のテーマとしてきた、「可読性・保守性の高いプログラムの作成」において、python実践試験で問われている、現場でよく使用されている標準ライブラリは非常に有用であるため、それらのライブラリについて学べたのは良いことでした。」 非常に率直な意見だと思いますし、同じように感じた方も多かったのではないでしょうか。企業では来春以降、Pythonビジネスを拡大される企業も多いと思います。今期中にPythonの実践レベルの理解度をチェックされてみてはいかがでしょうか。それでは今日はこの辺で。
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
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