Pythonがデータ分析によく使われる理由
こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。
最近よくセミナーで登壇をする機会が増えました。セミナー等で「データ分析のプログラミングを目指しているのですが、どの言語がいいですか?」や「Pythonがデータ分析の領域でよく使われていると聞いているのですが、それは何故ですか?」との質問をよくいただくので、ここでその解答をご紹介します。
人事部のみなさんでデータ分析関連の人材育成を考えられている方はご参考ください。
さて、データ分析の領域でのプログラミング言語としてはPythonがデファクトになりつつあります。その理由は、Pythonは標準ライブラリが充実しており、外部のパッケージを利用しなくても多くの処理が実行できることと、さらに、外部のパッケージを利用することで、より多くの用途に利用できることだと思っています。
標準ライブラリや外部のパッケージが充実していると、プログラミングが効率的になり、品質も向上するので、開発する際にどの言語を使うかというのはどんなライブラリがあるかで決まるようなことも多いです。Pythonはデータ分析に必要なライブラリが豊富なのです。そして、Pythonはデータ分析でよく使われる主なパッケージであるJupyter Lab、NumPy、pandas、Matplotlib、SciPy、scikit-learnとの相性も良く、他のパッケージを使いやすいのもPythonがデータ分析の領域でよく使われている理由の一つです。
なお、Pythonを用いたデータ分析を行えるエンジニアを育成する際に、学んでおいた方が良い知識はPython3エンジニア認定データ分析試験が網羅しています。学習の習得度の指針にしていただければ幸いです。
(執筆協力 野田貴子)
- 資格取得
年間登壇約20回、連載数15本以上、顧問先14社を持つマーケッター。著書「ITエンジニア向け企画力と企画書の教科書」大手企業の職級査定審査員
日本を代表する大手企業を中心にマーケティング支援を実施。日本のIT業界の発展のためには教育が重要であると考え、LinuxやXML、PHP、Ruby on Rails、Python、IPv6の検定試験を立ち上げ、運営組織の代表を歴任する。
吉政忠志(ヨシマサタダシ) 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事
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所在地 | 江東区 |