新入社員への禁句集
4月になり、新入社員が仲間に加わった職場も多いことでしょう。
新入社員にとっては、
社会人になると一気に交友範囲が広がるので、
なかなか先輩社員やお客様の顔と名前が一致しないことがあったり、
あるいは仕事面でも覚えないといけない多すぎて、
戸惑うことがたくさんあるはずです。
また、先輩社員にとっても、
自分の仕事があるなかで新入社員も指導することになるので、
大変な時期です。
同じことを何度も教えることにストレスを感じることは当然ですが、
新入社員を育てることは先輩社員の責任だと捉えて、
頑張っていただきたいと思います。
そのことが、先輩社員自身の成長にもつながります。
ほとんどの新入社員は、
初めて入った会社にできることなら長く勤めたいと思っています。
だから、新入社員を育てるときには、
「長期的」な視点で育成することが必要です。
10年後、20年後の自社の将来を担う人材として、
大切に育てるという気持ちが大切です。
先輩社員が口にしがちで、
新入社員のやる気を削ぐ言葉を禁句集として挙げておきます。
次の言葉を言いそうになったら、グッとこらえていただきたいと思います。
新入社員の教育には、「忍耐」も必要です。
●新入社員のやる気を削ぐ禁句
・「いつまで学生気分なんだ!」
・「いい加減にこれぐらいは覚えろ!」
・「何度言ったら分かるんだ!」
・「何回言わせれば気が済むんだ!」
・「おれ(私)が新入社員の時には・・・」
・「最近の若者は・・・」
・「それぐらい常識だ!」
・「とにかく言われた通りにしろ!」
・「大学(高校)で何を勉強してきたんだ!」
挙げだすとキリがないのでこれぐらいにしておきますが、
私が言いたいのは、
新入社員の甘えを許すということではありません。
もしも、新入社員に気の緩みがあるならば、
毅然とした態度で叱らなければなりません。
あるいは、先輩社員への依存心が強いのであれば、
質問に答える前に自分で考えさせることも大切です。
私が伝えたいことは、
先輩社員の一時の感情的な発言によって、
自社の将来をになう人材を逃す可能性があるということです。
そして、新入社員を指導するというプロセスのなかで、
先輩社員も成長できるのです。
もちろん、新入社員と先輩社員が成長すれば、
会社にとっても大きなプラスです。
先輩社員さんは大変な時期ですが、
新入社員のため、ご自分のため、会社のために、
頑張っていただきたいと思います。
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- キャリア開発
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生きがいラボは、新たなカタチの人事制度である「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを行っています。
アメリカのグローバル企業が導入を進めている人事制度である「ノーレイティング」。日本で広く認知される前の2010年から、点数づけや格づけ、正規分布調整などを廃止した「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを展開しています。
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