異なる世代、考え方を持つ人と、共に心地よく働くためには?
【ヒューマン・タッチ レター vol.25】
みなさんこんにちは。森川です。
職場で「世代間のギャップ」感じることはありませんでしょうか。
例えば、家庭内であれば、私も高校生と中学生の娘がいますが、
子どもたちとの関係も難しい時期もありますよね。
こんな時はあえて距離をとったり、成長とともに変化を楽しんだりと、
うまく対応できる方もあるかと思います。
しかし、職場では、「距離を取る」とか「待つ」という関係性だけで
部下や同僚と対応できるかといえば、そうではない場合もあります。
時には議論を交わし、指導や教育をしていかねばならない場面もあるはずです。
また、「世代間のギャップ」だけでなく、母国語が日本語でない人たちとも
職場でお付き合いしなくてはいけない時代です。
年代が同じであっても、風習や考え方の違いを感じる場面もあるのだと思います。
これら「違い」がある人たちと、「心地よく」働くためには何が必要なのでしょうか。
私は、「割り切り」と「パレットで理解する」をお勧めします。
「割り切り」とは、
「職場での人間関係である」と割り切り、
「仲良く付き合えれば、それに越したことはないが、
まずは仕事が一緒にできればそれでよい」ぐらいに考えるということです。
全ての人と、うまく付き合える人は多くはないはずです。
うまく付き合えないことに悩むようであれば、うまく付き合わねばならない、
という枠自体を緩めてあげてはどうでしょうか。
「パレットで理解する」とは、
相手を「好きな人」「嫌いな人」「良い人」「悪い人」などと
1色で理解するのではなく、パレットのように何色もの色を持つ人、
と理解することです。
1人の人をイメージしても、
「声が大きいところは嫌い」「はっきりしているところは付き合いやすい」
「掃除が嫌いなところはいや」「きちんとメールしてくれるところは好き」など、
細かく見ていけば、いろんな色があるはずです。
上記の方法は、ともに客観的にみる、とらわれない、といえるかもしれません。
最も大切なことは、「相手に興味関心を持ち、違いを理解し、楽しむ姿勢を持つこと」ではないでしょうか。
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森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師
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