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売上ダウン、課題山積・・それでも“強み”にフォーカスする理由

今、新型コロナウィルス感染症の増加から、
緊急事態宣言が発令される可能性が高まっている状況はご存知の通りかと思います。

厚生労働省は4月8日、新型コロナウイルスの影響で
解雇・雇い止めされた人が見込みを含めて10万人超となったことを明らかにしており、
経済状況も含め、引き続き大変な状況下に置かれている方が殆どかもしれません。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■苦しい時こそ、人との関わりを重要視する
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

経済状況の悪化から、企業の利益が思うように
上がらない、厳しいと言った状況に陥ると、
社内の関係性も悪化するという特徴があると
言われています。

社内の関係性が悪化すると、成果も上がりづらくなり、
成果が上がらないと、ますます社内の関係性が
悪化してしまうという、負の連鎖に陥りがちです。

その負の連鎖を断ち切るのは、殊組織においては
マネージャー層の努力がカギとなると私は考えています。

苦しい時こそ、社内の関係性を良好にするための
関わりに注力し、チームメンバーひとりひとりの力を引き出し、
それらの力を融合して、知恵を絞って新しいやり方を考えて
みんなの行動を促す役割を担っているのが
マネージャーだと思っています。

その役割をマネージャー自身がしっかりと認識し、
苦しい時ほど人の成長を促す取り組みを行うことを
何より優先したその先に、今までにない成果が
あるのではないかと思うのです。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ダメ出しよりも、気づきを促す関わりを
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

私は技術系企業に特化した女性活躍推進や
ダイバーシティ経営コンサルティングを通して
主に男性管理職比率が高い企業をサポートしていますが、
なかなか成果の出ない組織の特徴の一つに

●「ダメ出し文化」

が根付いてしまっているということが
よく見られます。

そもそも職場で「褒められる」という経験よりも
問題や課題を細かく指摘される場面のほうが
圧倒的に多いのかもしれません。

「ダメ出し文化」が横行するような環境で働く人は
常にビクビクしながら仕事している状態であり、
そのような状態では自分の力を発揮しづらいのは
言うまでもありません。

私は大企業で10年間の管理職経験や、
1,200人超の人材育成に携わった実体験から、
弱みにフォーマスしてそれを克服する関わりよりも、

【強みを引き出すマネジメント】

これが最もチームパフォーマンスを高めるとして、
今もコンサルティングや研修講演といった場で、
繰り返しお伝えし続けています。

部下・メンバーといった受け取り側にとっても、

「あなたの良いところをもっと伸ばせば
さらに成果につながると思いますよ」

と伝えられた方がモチベーションも上がり、
気負うことなく、その力を発揮しやすくなるかと思います。

また、部下・メンバーが自分の強みをもっと活かそうと思えば
自然と、今ある弱点や課題を自ら見つけ出し、
克服しようとする「自律的な姿勢と成長」を
促す結果にもつながって、理想的で良質な
行動がもたらされるという効果も期待できます。

「ダメ出しよりも、気づきを促す」

「本人が気づき、効果的な行動につなげるために、
モチベーションが上がるよう関わる」

私がこのように伝え続けている理由は、
自律的姿勢を醸成させることが
最もチームパフォーマンスを向上させる
効率的かつ効果的な方法であると
確信しているからです。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■改善・指摘の横行で危機的状況に・・
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

うまくいっていない様子から、
つい改善点を伝えてしまう上司側の気持ちは
とてもよく理解できます。

私も管理職になりたての頃は
「ここが間違っている」
「なんで出来ないの」

と指摘ばかりしていて、挙句には
「・・(自分が10人いれば完璧に業務が回るのに)」
と心で思ってしまうようなマネジメントを行ってしまっていました。

もちろん状況は散々で、チームはバラバラ、
メンバーとの信頼関係もほぼ皆無という最悪の事態を招き、
「自分は管理職に向いていないんだ」
メンタルダウン寸前まで自分を追い込んでしまいました。

しかし、そこから抜け出したきっかけも、
----------------------------------------------------------
チームの関係性を良くするための関わり
----------------------------
------------------------------
からだったのです。

メンバーひとりひとりの気持ちに寄り添い、
皆の強みにフォーカスして、その力を発揮できるような
場づくりに注力しました。メンバーと相談しながら
窮地を脱するためのアイディアを出し合って
最終的にプロジェクトは成功。

私は自分自身の大失敗から、マネジメントする立場で
部下・メンバーの弱点や課題を指摘することは
良い結果を生まないことを痛感しています。

また、自分を含めた、部下・メンバーの強みを
引き出しあって、その力を融合していくことが
チーム成果への近道であることを同時に学びました。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ピンチの時ほど、あえて強みにフォーカスする
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

当社も新型コロナウィルス感染症拡大による
影響から、危機的状況に陥りそうになり、
私は不安で一時的になかなか寝付けない、
悪夢にうなされるような時期がありました。

しかし、こんな時こそ私も含めた全社員が
それぞれの強みを生かそうと、折れそうな心を
奮い立たせ、みんなと一緒に成長し続けるための
打開策を話し合いました。

そこから生まれたのが
それまでのリアル研修以上の成果を出す
オンライン研修“反転学習リノ式スタイル”
であり、
多くの技術系企業に導入いただき成果を出したことで
2020年度は前年比増収増益(1.5倍)という結果になりました。

この“反転学習リノ式スタイル”を取り入れた
次世代リーダー育成プロジェクトは、本年度新たに
大手技術系企業2社で導入となり、当社の取り組みの
拡大を加速させてくれています。

今、VUCA時代と言われ、少子高齢化も加速度的に
進んでいることからも、今までにない新しい考え方で、
新たな価値を創造し続けないことには、
日本は立ち行かなくなるのではないかと危惧しています。

また、近年DX(デジタル・トランスフォーメーション)という
言葉が使われるよういなり、多くの組織・企業で
テクノロジーを取り入れたビジネス展開を模索していますが、
特に、技術系企業はその先駆けとして、さまざまなアイディアを
世の中に提供する、という役割を担っているといっても
過言ではない
と思っています。

だからこそ、技術系企業における人事の役割は
ますます重要性が高まっており、企業を動かす「人」の
パフォーマンス向上につながる取り組みについて
真摯に向き合い、考え、実行していくことが
求められている
と私は考えています。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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