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プロフェッショナルコラム

なぜ男性は「在宅勤務=サボり」と思うのか

日本の人事部様にて限定配信中の「女性活躍推進2.0実態調査」データ公開後、
本日までに各メディア(Yahoo!ニュース、産経ニュース、楽天、gooなど)に取り上げていただき、
関心の高さが伺えます。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■なぜ男性は「在宅勤務=サボり」と思うのか
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女性活躍推進2.0実態調査の特徴として、
調査対象者が

・男性管理職
・女性社員

となっており、この両者へアンケート調査したからこそ
働く男女の意識差、そして乖離が明白になったのが
大きな特徴ではないかと思います。


調査データから、部下の働き方の多様性
(時間短縮勤務、テレワーク等)によって
感じている課題について質問した複数回答の
全国データ結果は以下の通りでした。

1位:コミュニケーションが取れない(171回答)
2位:業務進捗がわからない(164回答)
3位:アウトプットが見えにくい(114回答)

(「女性活躍推進2.0実態調査2019」より 回答者:男性管理職 596人)

 

アンケート回答協力企業ごとの分析結果も
報告して回っているのですが、その中で
なぜ特に男性が在宅勤務や時間短縮勤務への
抵抗感や管理の難しさに目がいく傾向にあるかが
少しずつ明確になってきました。

それはズバリ、

自分が在宅勤務をしたら、サボってしまいそう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と思っているためではないかと私は仮説を立てています。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■男女意識の乖離が柔軟な働き方を阻害する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

良くも悪くも、男性の方が仕事に対する向き合い方が
力み過ぎず、うまく息抜きをしながら
自分を追い詰め過ぎずに働いている傾向にあるのが
私のこれまでの経験則からも実感しているところです。

一方、女性はというと、こちらも良くも悪くも
責任感が強く、自分の理想に向かって突き進むものの、
自分を追い詰めて辛く感じてしまいがち、という
傾向が特性としてあるかと思います。(私自身もそうです・・)

女性社員だけのベンチャー企業で人事役員をしていた頃、
社員全員が在宅ワークだったのですが、各自の仕事に
責任を持って取り組み着実に成果を出していたのも、
女性の特性からくる部分もあったと思います。

しかし男性は、そういった女性の特性について
わからない、理解しづらいところもあり、


男性:「(誰かに見られてないとサボりそうだから)管理しづらい」
女性:「(どこにいようとしっかり働きたいのに)信頼してもらえない」


このような男女意識の乖離が、柔軟な働き方へのシフトを
阻害している根本原因ではないかと調査結果から
分かってきました。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■男女で仕事に対する価値観が違う
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女性活躍推進2.0実態調査2019にあたっての
各企業の課題感など、資料に記載しきれなかった
情報をお伝えしている無料セミナーでは、
男性と女性の仕事への価値観の違いについて触れています。

例えば、

男性:地位、出世、承認、収入
女性:仕事の内容、やりがい、共感

おおまかにこのような価値観を持っている傾向にあるのですが、
ここからもお分かりのように、男性は誰からも見られていないと
意義を見出しづらい思考に陥りやすい特性が見られます。

女性は人から認めてもらうことに対する意識よりも、
「自分はどうあるべきか」という点に割とフォーカス
していることが多いため、前述の通り、時間短縮勤務や
在宅勤務といった環境はどうあれ、仕事への姿勢は変わらず
取り組むことが自然に行えるのではないかと思います。

また、比較的女性が中心となって取り組んできた
育児や家事という命を守り育てるということに関しては
手を抜くという発想自体、なかなか生まれづらいこと
だったのではないかと思います。

生物学上、脈々と女性たちに受け継がれてきた
営みの中で染み付いた特性からくるものは
実態調査からも改めて明らかになっているのです。

 

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■相互理解から変わる働き方
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テレワーク導入、働き方改革、女性活躍推進・・・

これからうまく組織にフィットして広がっていくために
必要なことは【相互理解】であると私は考えます。

相手は自分とは違うということを互いに理解しあうことの
重要性が浸透すれば、

「自分は在宅勤務をするのが難しいけど、部下は自分とは違うから、大丈夫だ!」

と思って信頼するところから始めれば、
テレワーク等の人事制度を多くの人たちが活用し、
結果、生産性も大きく向上することと思います。

まずは管理者側から理解を進めないと何も始まりません。

サボらないためのルールを決めたり、ハード面の整備も
もちろん大切ですが、そのハード面を活用するのは人であり、
ベースとなるのは信頼関係、その人自身の意識の高さといった
ソフト面であることは間違いないと、再認識した次第です。


関連情報

●資料ダウンロード
【女性活躍推進2.0実態調査2019 全国集計データ】〜男性視点の会社運営形態を取る企業における女性活躍推進の実態〜

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コラム執筆者
細木聡子
細木聡子(ホソキアキコ)
株式会社リノパートナーズ代表取締役/中小企業診断士/公益財団法人 21世紀職業財団 客員講師/しなやかリーダー塾 塾長
元NTT女性SE管理職10年・人材育成3年の実績と経験から体系化した独自メソッドで、会社を成長に導く「真の女性管理職育成法」をアドバイス
技術系女性SE管理職の経験を元に、男性が多い職場で女性が無理なくマネジメント力を発揮しチーム成果を出す管理職育成を得意とする。中小企業診断士の資格とベンチャー企業での人事役員経験から、経営視点を醸成しつつ6か月で100%成果を出す指導が好評
得意分野 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、リーダーシップ、マネジメント、チームビルディング
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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