ストレングスファインダーをチームビルディングに活かす その1
チームの力を最大限に引き出し、成果を上げたいとお考えの企業にとって、ストレングスファインダー(R)は非常に有効なツールです。
社員が各自の「強み」に気づき、それをどう活かしていくかを理解することで、チーム全体がその強みを効果的に活用し、協力しながら成長していくための基盤を築けます。
それぞれの強みが噛み合う瞬間
研修では、まず参加者が自分の強みについて理解を深め、その強みがどのように業務に影響しているかを話し合う場面があります。
たとえば、「成長促進」の強みを持つ先輩と、「責任感」の強みを持つ後輩が交わしたやりとりが印象的でした。
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先輩:「君ができるようになるまでずっと支えていくよ。成長していく姿を見られるのは、自分にとっても嬉しいんだ。」
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後輩:「そこまで面倒を見てもらえるから、早く成長しようと自然と頑張れました!」
「成長促進」を持つ先輩は、他者の成長そのものに喜びを感じるため、相手が変化し成長する過程を支えることがモチベーションになります。
だからこそ、「君が成長する姿を見られるのは自分も嬉しい」という言葉が自然に出てくるのです。
一方、「責任感」の強い後輩は、相手が期待してくれていると感じることで「その期待に応えたい」と責任感が高まり、自ら成長を目指して努力を続けようとします。
こうしたお互いの特性がかみ合い、前向きな相互作用が生まれる場面は、まさにストレングスファインダー(R)がチームビルディングで目指す理想的な瞬間です。
こうした対話を通して、社員が自身の強みを意識するだけでなく、他者との関係にどのように強みを活かすかを学び、チームの連携が強まります。
「うまくいっていること」に目を向け、再現性を高める
研修を通じて気づいたことの一つは、「うまくいっている関係」に注目することで、その成功体験を再現できるという点です。
たとえば、この「成長促進」と「責任感」のケースでは、先輩が後輩の成長をサポートし、それに応えようとする後輩の姿勢が見られます。
このようなポジティブなやりとりを繰り返すことで、職場における成功例を再現可能なものとして確立し、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献できます。
チームの力を最大化するために
ストレングスファインダー(R)の導入を通じて、社員が自分の強みを再発見し、それを日々の業務やチーム内で活用することで、組織全体での連携が深まり、成果を上げることができます。
強みを活かし合い、協力しやすい職場環境を作ることで、企業の目標達成に向けた効果的なチームビルディングが可能になるでしょう。
社員一人ひとりの強みが互いに噛み合い、ポジティブな影響を生み出す職場作りを、ストレングスファインダー(R)を通じて体験してみませんか?
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ストレングスファインダーで変革を促す~対話と多様性を重視し、個々の強みを活かすことで組織全体の成長をサポート~
前職では半導体製造技術者として勤務しながらコーチングやアサーション研修の社内講師も務める。独立後、ストレングスファインダーを活用したチームビルディングやリーダーシップ研修を中心に提供。ストレングスファインダーのプロファイリングに定評がある。
知識茂雄(チシキシゲオ) ガイアモーレ株式会社提携講師 株式会社ハート・ラボ・ジャパン
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