日常の何気ない会話が心を開く
数年前のマネジャー研修で、会社の不満や部下の
グチばかり出る人がいました。
昨年のスキル研修で、なかなか演習に取り組まない
人がいました。
今年の若手階層研修で、素直に自分の意見が出ない
人がいました。
研修の場には、驚くほど日頃の思考と行動が出る
ものです。先ほどの人たちは普段の職場でも同じ
ような態度をとっている人たちがほとんどです。
そして、このような人たちに共通することが3つ。
まず、会社が悪い、上司が悪い、環境が悪い、
○○が悪い、と他責であること。
もう一つが普段の仕事で同僚と何気ない会話が
できていないこと。
3つ目が、その何気ない会話を拒否しているのが、
その人自身であること。
会社は”仕事場”だから、直接仕事に関係ない話は
余分なことなのか?そうではなさそうです。
仕事以外の会話を拒否していても、すぐに仕事に
影響が出るわけではありません。
しかし、その状態が長く続くと明らかに仕事に
影響が出てしまいます。仕事がつまらなくなって
しまうようなのです。やらされ仕事は楽しくあり
ませんからね。
会社もそれはわかっていて、最近は”対話”を重視
し始めています。が、一度心が頑なになってしまい、
自分から会話を拒否している人との対話は難しい。
自分のことを話そうとしないからなかなか会話が
成立しないのです。
さらに、そうのような状態になってしまった人は、
他責が強くなっているから、自分ではなかなか
気づかないことが多いのです。
毎日朝から何気ない会話でスタートしていますか?
できていなかったら要注意!かもしれません。
朝から地震です。いつ何が起こっても不思議では
ありませんね。
毎日悔いなく、楽しく生活することが大事なこと
だとつくづく思います。
このコラムを書いたプロフェッショナル
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ)
株式会社アクシア 代表取締役
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。

岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ)
株式会社アクシア 代表取締役
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
得意分野 | モチベーション・組織活性化、リーダーシップ、マネジメント、チームビルディング、営業・接客・CS |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 港区 |
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